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ポスト安倍最有力!菅・石破・岸田各氏の拉致問題・憲法改正・「女系天皇」に対する政策比較まとめ

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ポスト安倍最有力!菅・石破・岸田各氏の拉致問題・憲法改正・「女系天皇」に対する政策比較まとめ

8月28日の電撃的な安倍首相辞任表明から一夜が開けた日本列島。

早くも「次の総理大臣」の予想報道が花盛りです。

ポスト安倍と目される方々の派閥や政治力学などは報道各社にお任せするとして、当記事では別の視点から候補者たちの政治姿勢を比べてみることにしました。

なお8月29日現在、麻生太郎氏、河野太郎両氏は総裁選への出馬を否定しています。

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ポスト安倍最有力候補者3人とは

ポスト安倍は菅・石破・岸田各氏が最有力

8月29日正午現在、各社の報道によるとポスト安倍総理最有力候補者と目されているのは以下の3人の方々です。(年齢順・敬称略)

  • 菅義偉
  • 石破茂
  • 岸田文雄

お三方の政治信条を比較するにあたり、シンプルに3つの政策に絞ることにしました。

比較する政策

  1. 拉致問題
  2. 憲法改正
  3. 「女系天皇」

ポスト安倍の「女系天皇」観

上記のうち、拉致問題と憲法改正についてはすでに多くの国民の関心事となりつつありますが、「女系天皇」についてはまだ一般の理解が進んでおらず、「それって何?」という感覚の人が多いと思われます。

「女系天皇」論は、25日に河野太郎防衛大臣が記者会見で「女系天皇容認論」を発したことから保守層が反発、ツイッターでも一時トレンド入りしたので入れてみました。

 

「女系天皇」とは皇位継承において父方ではなく母方に天皇家のルーツを持つ天皇のことで、男女に関わりなく歴史上一人も存在しないとされています。

この「女系天皇」を容認するかどうかは、その政治家の皇室観を強く表すもの。

日本の次期首相の政治信条における重要なファクターと考える保守層は常に一定数存在します。

「女性天皇」と「女系天皇」の違いについては、こちらの書籍が詳しいです。↓


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ポスト安倍3人の拉致問題へ関わり

北朝鮮の国旗

菅義偉氏 拉致問題担当相。中心となって活動
石破茂氏 「東京と平壌で公的な連絡事務所を設ける」が持論
岸田文雄氏 外相時代、拉致問題は安倍政権最大の最重要課題と位置づけ
菅義偉氏
  • 「痛恨の極み。遅々として進まず申し訳ない」(6月15日・横田茂さん逝去の報に際し)
  • 「一刻の猶予もない」(6月12日・衆院特別委員会)
  • 「なんとしてもやり遂げたい」(8月12日・インターネット番組)

拉致問題に対する強い思いのこもった発言が多く、安倍首相のスタンスをそのまま継承するのではないかと思われます。

石破茂氏
  • 「拉致問題の全面解決がなければ何も進展しないというものから脱却しなければならない」(2018年8月)
  • 「(横田茂さんが)めぐみさんに会えないまま亡くなられたことは政府・与党の一員として申し訳ない」(6月6日・産経新聞)

東京と平壌での合同調査などは実現へのハードルが高いですよね。

また2018年の「拉致問題全面解決しなくてもいいじゃん」とも取れる発言には正直考えさせられます。

横田さん逝去の際の発言も菅さんと違い距離を置いた感じがあります。

岸田文雄氏

岸田氏は外務大臣時代に「北朝鮮の行動を引き出すために最大限努力する」と述べています。

実務担当者としてやるべきことはやってきた感じでしょうか。

ポスト安倍3人の憲法改正へのスタンス

菅義偉氏 憲法改正に賛成(2012年衆院選アンケートより)
石破茂氏 憲法改正に積極的に賛成(憲法改正を論じた著書あり)
岸田文雄氏 憲法改正に賛成(2012年衆院選アンケートより)

憲法改正については3人とも賛成の立場です。

ただ、石破氏は8月29日の「ダイヤモンド・オンライン」誌上インタビューにて「憲法改正よりエネルギーを注ぐべき課題は他にある」と答えています。

ダイヤモンド・オンライン「石破氏に聞くポスト安倍の戦略」

このインタビューのニュアンスでは必ずしも安倍路線を継承するスタンスとはいえないように感じました。

ポスト安倍3人の「女系天皇」に対する反応

桜

菅義偉氏 女系天皇の検討について「慎重に検討」と述べる(8月25日・日経新聞)
石破茂氏 女系天皇を容認(2019年12月・産経新聞)
岸田文雄氏 是非に言及せず。「歴史の重み感じる」(8月24日・東京新聞)
菅義偉氏

菅義偉官房長官は25日の閣議後の記者会見で、河野太郎防衛相の女系天皇も検討すべきだとの発言について慎重な姿勢を示した。「男系継承が古来例外なく維持されている重みなどを踏まえ、慎重かつ丁寧に検討する必要がある」と述べた。

「様々な意見があり、国民のコンセンサスを得るためには十分な分析と検討が必要だ」とも強調した。日経新聞8月25日

菅氏が「女系天皇」についての意見を表明するのは稀です。上記が氏の正式な見解でしょう。

「男系継承の重み」に触れているので比較的保守的な政治信条といえます。

また「女系天皇」への道を開くとされる「女性宮家」の創設については「反対」の立場をとっています。(2012年衆院選アンケートより)

石破茂氏

自民党の石破茂元幹事長は26日、CS-TBS番組の収録で、皇位継承のあり方について「皇室が途絶えることは国の本質が変わることだ。女系だからダメだという議論には賛同していない」と述べ、「女系天皇」の容認を含めて議論すべきだとの考えを示した。

産経新聞2019年12月26日

石破氏は平成29年1月、上皇さまの譲位をめぐる法整備に関し「男系男子による皇位継承を基本としつつ、女系天皇の可能性もあえて追求し、早急に解を求めるべきだ」とする書面を党本部に提出していた。 

自民党総裁選に立候補する政治家としてはかなり踏み込んだ発言です。

事実上の「女系天皇」容認とみて差し支えないと言えるのではないでしょうか。

岸田文雄氏

自民党の岸田文雄政調会長は24日の記者会見で、安定的な皇位継承の在り方を問われ、母方が天皇の血筋を引く女系天皇を認める是非に言及しなかった。「男系天皇を維持してきた歴史の重みは強く感じる。重みを受け止めて考えていきたい」と述べるにとどめた。

東京新聞・2020年8月24日

慎重な言い回し。当たり障りのない言い方がこの方らしいです(笑)。

どちらとも取れるスタンスを維持することで左右双方のバランスをとっているのかもしれませんね。

ただ菅氏と同じく、「女系天皇」への道筋を開くとされる「女性宮家」の創設には「反対」としています。(2012年衆院選アンケートより)

まとめ

  • 菅義偉氏  拉致問題に意欲的・憲法改正に賛成・「女系天皇」に慎重意見
  • 石破茂氏  拉致問題に距離・憲法改正に賛成だがやや表現後退・「女系天皇」容認
  • 岸田文雄氏 拉致問題に実務的に対処・憲法改正に賛成・「女系天皇」に言及せず

ごく大雑把ですがこんなまとめとなりました。

 

ポスト安倍総理大臣を決定する自民党総裁選は、9月中旬ごろとも言われています。

コロナ対策もありますのであまり間をおかず、2〜3週間のうちに決まる可能性が高いのではないでしょうか。

現時点で麻生太郎氏、河野太郎氏は出馬しない意向を示していますので、ここであげた3人のうちどなたかに決まる可能性が高いとラクダは思っています!

 

もちろん政治は「一寸先は闇」なので、まだまだわかりません。

引き続き興味をもって見ていきたいと思います!

 

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