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江崎禎英氏の経歴と家族構成・評判は?2021岐阜県知事選挙 注目の新人候補の公約と政治信条まとめ

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江崎禎英氏の経歴と家族構成・評判は?2021岐阜県知事選挙 注目の新人候補の公約と政治信条まとめ

任期満了に伴う2021年岐阜県知事選挙は、2021年1月7日告示、1月24日投開票。

5選を狙う現職の古田肇知事(73)に対し、無所属の3人の新人が挑む、混戦模様となっています。

中でも注目は、元官僚の江崎禎英氏(56)。

自民党県議団の対応が割れる保守分裂選挙となった、今回の知事選挙の台風の目ともいえる存在です。

一体どんな方なのでしょうか? 調べてみました!

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江崎禎英氏の生い立ちと学歴・経歴

江崎禎英

江崎禎英氏HPより

生い立ちと学歴

生年月日 1964年11月27日
出身地 岐阜県山県氏(旧美山町)
年齢 56歳
学歴
  • 美山町立乾小学校 卒業
  • 美山町立美山中学校 卒業
  • 岐阜県立加納高等学校 卒業
  • 東京大学理科I類 入学
  • 東京大学教養学部 教養学科国際関係論 卒業
肩書 岐阜大学 学長特別参与 客員教授
資格 合気道六段 師範

江崎禎英氏は、岐阜県の山あいにある旧家の長男として生まれました。

日本の伝統的な家風のおうちで、「長男だから家を離れてはならない」と言われて育ったとのこと。

出身地は無医村だったため、将来は医師になって困っている人を助けたいと考えていました

 

江崎氏は、進路に関してかなり深く悩んできた人です。

高校の時に担任の先生から譲り受けた「量子力学」の本にハマり、医師になるか物理学の道に進むか悩んだ末、最終的に東京大学の理科I類へ進学。

さらに、通常なら工学部などへ進学する理科I類の学生でありながら、最終的にかねてから興味を持っていた国際関係の道に進むことを選択したのです。

紆余曲折の末、大学在学中に理系から文系に転向したわけで、これが江崎氏の大きな転機になったのでした。

 

東京大学の国際関係論では、世の中を動かしているのは結局「経済である」と痛感。

やがて国全体のあり方を考える仕事である国家公務員になることを考えるようになっていったということです。

経歴・職歴

 1989年4月 通商産業省 入省(通商政策局)
1991年6月 大蔵省 証券局
1993年7月 通産省 産業政策局 新規事業振興室
1996年7月 英国留学(サセックス大学大学院)
1997年12月 欧州委員会 産業総局(DG III)
1998年7月〜2003年7月 通産省 機械情報産業局 情報処理振興課、内閣官房内閣内政審議室個人情報保護担当室、経済産業省 商務時事情政策室 情報政策課
2004年9月 大臣官房総務課 企画室
2005年9月 資源エネルギー庁 エネルギー政策企画室長
2008年4月〜2012年3月 岐阜県 総合企画部次長、商工労働部長
2012年4月〜2018年7月 経済産業省 生物化学産業課長、ヘルスケア産業課長、内閣官房健康医療戦略室次長
2018年8月 厚生労働省 医政局統括調整官
2020年7月 内閣府 大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)
同年11月 退職

以上が江崎禎英氏の主な経歴です。一見して、中央省庁の王道を歩む華麗なエリート官僚の姿が浮かんできますね。

 

最終的に大臣官房審議官という国の要職にまで上り詰めた江崎氏ですが、氏の目標は子供の頃から「困っている人を助けること」。

やや古い記事ですが、2014年の東洋経済オンラインのインタビュー記事「机を蹴飛ばされても前に進む『異色の官僚』」には江崎氏の強い思いが凝縮されています。

活躍の場として「通産省(当時)を選んだのは、『日本は世界のために何ができるか』という問いに対して、多くの人から通産省を勧められたから」と語る江崎氏。

病気を治す医師は他にも存在するが、社会の病気を治す医師はいない、自分が「社会を治す医師になれれば」という気持ちでいる、とのくだりはちょっと感動的です。

東洋経済オンライン2014.4.30

立候補の経緯

今回の岐阜県知事選挙は55年ぶりの「保守分裂選挙」。

現職の古田肇知事の続投に異議を唱える自民党の県議団が江崎禎英氏に働きかけ、氏はこれに応える形での出馬となりました。

現職の4選を阻むべく、保守系無所属の新人として名乗りをあげたわけです。

 

従来、岐阜県知事選挙は、強い支持基盤を持つ自民党の推薦候補が圧勝し、事実上の信任投票とすら言われていました。

今回、保守系の支持が現職と江崎氏で分裂したことにより、かなりの乱戦も予想されます。

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江崎禎英氏の家族

ご覧のように、江崎禎英氏には奥様と息子さんがいらっしゃいます。

江崎氏、奥様の作る美味しそうな家庭料理でフルパワー充電中のご様子。

 

また江崎氏の息子さん、背が高くてイケメンさんではないでしょうか (^○^)

現在大学生の息子さんはもと岐阜高校応援団長。

美山町のご自宅でお父さんにエールを送る動画は、江崎禎英氏の後援会Facebookにて公開されています。

江崎禎英氏の選挙公約と政策

選挙公約

子どもたちが豊かな感性とたくさんの夢を育み、若者に沢山のチャンスがあり、女性が活躍し安心して暮らせる環境があり、高齢者がいつまでも生きがいを持ち続け、障害のある方に活躍の場が与えられる、そんな社会を目指します。〜中略〜 それを実現するには、日本の真ん中に位置し、美しい山や川があり、美味しい食材や伝統や文化に富み、人々のつながりが保たれているこの岐阜県こそが相応しいのです。

LIFE SHIFT 江崎禎英HP

江崎氏は単に超エリートというだけでなく、「入省以来毎月のように岐阜県に帰っては畑仕事をしたり、地域のお祭りに参加したり」といった郷土愛も持っています。

そんな彼が岐阜県知事選挙に臨むにあたって掲げる選挙公約とはどんなものでしょうか。

  1. 新型コロナウィルスにしっかり対応
  2. 人生100年時代の幸せのかたち
  3. 力強く安定感のある経済活動の実現
  4. 健康に暮らし続ける為の医療・介護の充実
  5. もしもの災害に考慮した強い地域づくり

以下、簡単にまとめてみました。

1. コロナウィルス対策では「正しく理解し、正しくおそれ、適切に対処する取り組みの実施。

感染を恐れて縮こまるのではなく、あくまでも適切に対処する方針。

 

2. 若者も女性も高齢者も障がい者も、一人一人が夢や生きがいを持ち続け、100年に及ぶ人生を幸せなものと感じられるような社会を目指す。

 

3. 地域や国内に軸足を置いたサプライチェーンを再構築。

ネットを活用して商圏を拡大し、県内の製品や観光資源を積極的に発信しつつ付加価値の高い産業を構築。

最先端の技術を活用しながら次世代の担い手も育成していく方針。

 

4. 予防医療サービスを充実させながら介護や医療を支える人材を育成。

 

5. 災害に強い県土をつくるべく、河川改修、砂防、治山を一体として備えを強化。

来るべき東海東南海地震に備えて備蓄や避難態勢、近隣県からの受け入れ態勢を整備。

 

シンプルで誰にでもわかりやすい公約であるといえます。

政策

江崎氏は、自身の政治信条の基本となる国家観、国防感、「日本の国のあり方」について、確固たる信念を持っています。

2018年、まだ官僚だった江崎氏は著書「社会は変えられる:世界が憧れる日本へ」を出版。

自身の政策の基盤となる政治信条を余すところなく語っています。

日本にとっての「国益」とは、世界の人々から「この世の中に日本という国があってくれてありがとう」と言われることだと思っています。

(江崎禎英・語録34)#江崎禎英「社会は変えられる:世界が憧れる日本へ」より

「クビになる覚悟で」書いたこの本は、現在好評発売中。

Amazonでも好評なレビューが多いようです。

 

 

江崎禎英氏のネットの評判

ツイッターでは、手放しで江崎氏を支持するというよりは55年ぶりの保守分裂選挙に戸惑う反応が多く見られました。

どちらかというと、江崎氏を支持しているのは若い人が多いという印象。

中には「やっと知事を選ばせてもらえる」という声も。

江崎氏の立候補によって、新しい風が岐阜県にもたらされることを期待する人が多いことは間違いない模様です!

まとめ

  • 1月24日投開票の岐阜県知事選挙は55年ぶりの保守分裂選挙
  • 現職に挑む保守系無所属新人の江崎禎英氏はエリート官僚出身
  • 「困っている人を助けたい」気持ちが根底にあり、「社会の医師」になるべく通産省に入省・要職を歴任
  • 家族は奥様と息子さん
  • 選挙公約はわかりやすくシンプル
  • 「世界に憧れられる日本になることが最大の国防」とする国家感の持ち主

2021年の岐阜県知事選挙は、本日1月7日に告示されました。

5選を狙う現職の古田知事に対し、江崎氏をはじめとする3人の無所属新人が挑む構図で争われます。

55年ぶりの保守分裂選挙。

その台風の目となった江崎禎英氏に大きな注目が集まっています!

 

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