2020年初冬、東京・六本木のリッツ・カールトン東京に宿泊してきました。
リッツ・カールトン東京は、都内で最も高い位置に存在する、憧れの五つ星ラグジュアリーホテルです。
GoToキャンペーンの名の下に、政府が高級ホテルの宿泊の援助をしてくれるという、滅多にないこの機会✳︎。
庶民でありながらホテルのクラブフロア大好きなラクダとしては、背伸びしてでもここのクラブレベルに宿泊するしかありません!
本記事は、各地のホテル・旅館に宿泊することが趣味である管理人ラクダによる、2020年のコロナ下でのリッツ・カールトン東京 クラブフロア体験記です。
これから宿泊を考えるあなたのご参考になれば幸いです。
✳︎2020年12月現在、東京着のGoToトラベルは18日から、全国一斉では28日からキャンペーンの一時停止が発表されています。
目次
リッツ・カールトン東京 クラブフロアへのアクセス
リッツ・カールトン東京は、六本木の中心部にそびえ立つ東京ミッドタウン・タワーの地下1階から2階、及び45階から53階に位置する、都内で最も高い場所にあるホテルです。
東京メトロ日比谷線、都営大江戸線の「六本木」駅に地下通路で直結しているため、電車(地下鉄)でアクセスするのが最も便利と思われます。
何しろ車で行くとなると、宿泊客であっても一泊につき一台6000円の駐車料金がかかります。(バレットパーキング代含む)
ここはやはり地下鉄で行くしかありません。
六本木の駅からなら、ミッドタウン1F中央部の「キャノピー・スクエア」に位置する「リッツ・カールトン・デリ」脇の入り口から入るとわかりやすいです。
折れ曲がった廊下を進んでいくとエレベーターがありますので、45階のロビーフロアへ向かいます。
素早いエレベーターで耳がおかしくなりますが何くわぬ顔でガマン。
ゴージャスで華やかなリッツ・カールトン東京のロビーフロアに到着です。
まず目に飛び込んでくる巨大なツリー。
高い天井に豪華なシャンデリア、壁にはスタイリッシュな前衛芸術(°▽°)
大理石の床は光が反射するほど磨き上げられています。
フロントはこちら。やはりゴージャス感ありありです。↓
ただ、今回はクラブレベルでの宿泊ですので、ココではなくラウンジでチェックインできるはずだよな〜などと思いつつ足を止めると、すかさず案内係氏が歩み寄ってきてくれました。
名前を告げると「ラクダ様お待ちしておりました。クラブラウンジ でのチェックインとなります」と言いつつフロント脇の別のエレベーターへご案内。
このあたりの気遣い、顧客の名前と宿泊予定の把握、声かけのタイミングはさすがです。
このように、リッツ・カールトン東京のクラブフロアにアクセスするにはロビー階でエレベーターを乗り換える必要があります。セキュリティ対策と思われます。
なおクラブフロアへのエレベーターホールにはこんな飾り物が。可愛い!
53階のクラブラウンジ でアフタヌーンティーを頂きながら無事にチェックインを済ませ、部屋へ。
リッツ・カールトン東京 クラブフロアのチェックインタイムは15:00、チェックアウトは12:00。
いずれもラウンジにて飲み物などを頂きながら座ったまま対応してもらえます。
リッツ・カールトン東京 クラブフロア デラックスツインルーム
客室入り口
シンとした廊下を歩いて部屋の前へ。玄関前のしつらえ。胡蝶蘭の生花がさりげなく。
宿泊したのは「クラブデラックスルーム」というカテゴリーの部屋で、広さは52㎡。どこか和の趣のあるしつらえです。↑
深井戸水入りのミネラルウォーターのボトルは金属製で、しっかりとTHE RITZ-CARLTONの文字が書かれたシックなもの。
リッツ・カールトン東京では飲料水までスタイリッシュなのですね(^○^)記念に持ち帰らせて頂きました。
52階客室からの眺望
皇居外苑などが見渡せる部屋でした。天気が良く、東京近郊が一望できました。
この写真の正面下部に見える、林立する箱型の建物は、近くのアメリカ大使館関係者の居住区です。↑
散歩がてら近くに寄ってみたところ入り口にゲートがあり、しっかりと警備されているようでした。
客室内ベッドサイド
時節柄ターンダウンはお断りしたので、ベッドメイクは略式。
オレンジ色の光が目に優しいです。
ベッドは広く、小さいお子さんなら余裕で添い寝ができそう。
広いクロゼットが二ヶ所。ハンガーがたくさんあるのが良いですね。
リッツ・カールトン東京クラブルームではバスローブが標準装備です。
ナイトウェアは引き出しの中に。サイズがかなり大きめでした。
洗面所と浴室
広い洗面所には大理石のシンクが二つ。片方にのみ拡大鏡が装備されています。
当初ラクダはそれに気づかず、この部屋には拡大鏡がないのかな〜などと勘違いしておりましたσ(^_^;)
なお正面扉はシャワールーム。
トイレも洗面所内にあり、扉に鍵がかかりません。
バスローブ2着のうち1着は浴室に掛かっていました。タオル類は潤沢に用意されています。
なお、日本人の感覚としては、部屋の設備に比してバスタブが少々狭く感じます。
扉や間仕切りのないオープンなつくりで、しかも洗い場のない、完全に「西洋式(死語)」なタイプ。
もともと欧米人富裕層などを想定して用意された部屋であり、日本人庶民が使うことは想定されていないのでしょうかしらん。
リッツ・カールトン東京 クラブフロア 客室アメニティ
アメニティの種類
アメニティセットは洗面所の引き出しの中に仕舞われていました。
歯ブラシ、ヘアブラシ、クシ、爪磨き、髭剃り、コットン、シャワーキャップ、綿棒、マウスウォッシュ、シェービングフォーム。
ひとつひとつリッツ・カールトンのシンボルマークのついたしっかりとした箱に収まっています。
あれ?シャンプーやボディソープは?と思ったらシャワールームの中にありました。
英国王室御用達ブランド「Asprey」のものです。
シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディローション。
ボディローションはベッドサイドに置いてありました。
上品な香りが素敵です。
難解な使用法のドライヤー
なお、ドライヤーはあまりにもスタイリッシュすぎて当初使い方が良くわかりませんでした。
ラクダ夫が苦労しているのを見て(=^▽^)σ などと笑っていましたが、いざ自分で使おうとすると本当に良くわからない。
ボタンが7つもあり、どこをどうすれば動くのかがうまくつかめず、やっと風が出たと思ったら今度はなかなか温風にならない。
あれこれ操作してやっと温風が出たものの再現性がなく、一度切るとまたなかなか温風が(;´д`)
こんなところでつまずくとは思いませんでした。
フツーの温泉宿にあるようなドライヤーの方が僕は好きだと呟くラクダ夫。同感であります。
まとめ
- リッツ・カールトン東京へのアクセスで便利なのは駅から直結した東京メトロ日比谷線、都営大江戸線
- 駐車料金が一泊一台あたり6000円かかるため電車で行くのがおすすめ
- クラブフロアに行くには45階ロビー階でエレベーターを乗り換える必要あり
- チェックイン・チェックアウトはクラブラウンジ にて飲み物やフード類を頂きながらでOK
- 高層階なので眺望が良い
- 宿泊に必要なものは全て用意されている
- ドライヤーは使い方が難解
リッツ・カールトン東京 クラブフロアの感想
「リッツ・カールトン」といえば、外資系ホテルの中でも高級感で群を抜くラグジュアリーなホテル。
世界各国の主要都市に存在するほか、日本では東京だけでなく大阪や京都にも。
ただ、イメージとしては「海外富裕層及び何をやっているのか良くわからないお金持ちの日本人御用達のホテル」。
庶民が泊まるには敷居が高く、ましてクラブフロアなど、一生縁がないものと思っていました。( ´▽`)
今回、GoToキャンペーンのおかげで思い切って宿泊してみたリッツ・カールトン東京は、やはり素晴らしいホテルでした。
全てのフロアスタッフが「宿泊客をおもてなしする」ことに特化したプロであり、やや緊張気味の庶民をリラックスさせることに長けていると感じました。
特にクラブラウンジ ではその思いを強くしたものです。
ラウンジに関しては別記事にて詳しくお伝えしたいと思います。
本記事が、「リッツ・カールトン東京 クラブフロアへの宿泊を考えているけれど、ちょっと敷居が高い‥」と感じているあなたのご参考になれば幸いです。