政府は7月16日、旅行者に最大50%の補助を支給する「GoToキャンペーン」の対象から東京発着の旅行を除外する方針を固めました。
都内でコロナウィルスの陽性者が増えており、地方から感染流入への不安の声が上がっていることに対応する措置です。
これにより、東京在住者が旅行した際には国からの補助金が受け取れなくなることに。
当然、ネットでは様々な声が上がっています。
目次
「『GoToトラベル東京除外』は不公平」
多額の税金を使う事業でありながら都民だけ補助を受けられないのは差別または不公平という意見。
もっともな感覚です。
「Go To」22日実施 東京発着の旅行は対象外 https://t.co/baldTwcFQ3 @Sankei_newsから
東京差別だ!!都民差別だ!!
総ての国民は法の下平等じゃなかったのか?。平等に受けられない、国のサービスは違法じゃねーのか?。#セカンドフロア の糞ジジイてめーは「Go To HELL」だ!— 倍力レンチ (@bairiki75) July 16, 2020
あの…
税金使う以上全国民に平等なのが原理原則では?
人口の多い東京都民が総額ではいちばん納税しているはず
その東京都民の税金が含まれているのに恩恵を受けられない
そんなこと許されていいわけがない
国として税金を使う以上全国民に平等でない以上中止すべき
私は神奈川県民ですが
#東京除外— Hiro (@Khiro200601) July 16, 2020
https://twitter.com/wanpakuten/status/1283708025727930368?s=21
「『GoToトラベル東京除外』はやむを得ない」
「実際に都内でもっとも感染が広がっているのは事実。やむを得ない」という意見です。
数は少なかったですが一定の支持が集まっているようでした。
東京の感染爆発で全国一律の"GO TO トラベル"は難しくなった。「東京除外」は当然で東京=レッドゾーンの現実を受け止めよ。全国旅行業協会会長の二階幹事長も、ここは一律は無理であるとの自覚を。東京の人間が大量に動けば全国が悲惨な状態に。東京は我慢と辛抱の日々を!https://t.co/rilHGMGsu1
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) July 16, 2020
東京差別って、東京生まれの都民だけど、そりゃこんだけ感染増えてる東京から人が来るのを地方の人が嫌がるのは当然だと思う。なので、GoToキャンペーンは東京除外でいいと前から言ってる。つか、そもそも緊急事態宣言解除も東京はまだ解除しちゃダメだろと言った。まぁ自分の発言など影響力無いけど。
— WANI WANI (@WANIWANI99) July 13, 2020
「 『GoToトラベル東京除外』の基準があいまい」
多かったのがこちら。
基準のあいまいさを指摘し、「こういう場合はどうなるの?」など戸惑う意見。
裏ワザも多数。
なるほど
地方から成田空港や茨城空港経由で #東京ディズニーランド に行くなら東京通らないから除外対象にならないのか!#東京除外
ちな、東京都民— 風谷/谷風 (@tanykaze) July 16, 2020
#東京対象外 #東京除外 で、「町田市民はどうすればいいのか」「新横浜出発に」などと、ツイッターがにわかに大喜利状態になるなど。
— 国立研究開発個人原田知世研究機構 (@norinori1968) July 16, 2020
TLのエンジニア、GoToキャンペーンの東京除外ニュースで「浦安に移動して発着した場合は対象になるか?」というテストケースの洗い出しに入ってて笑う。
— みき (@mikisan_39) July 16, 2020
「『GoToトラベル東京除外』だけでなく他の県も除外してほしい」
GoTo トラベル事業に対して懐疑的な意見。
基本、中止または延期すべきとの内容で、これが一番多かったです。
東京以外、首都圏も除外して欲しいです。
行きたくないし、来てほしくない。— noriruby (@noriruby7) July 16, 2020
東京除外って意味ない
#GoToキャンペーンを中止してください— るん (@2MTjDQyoKQjdLGe) July 16, 2020
ラクダは考える
「GoToキャンペーン東京除外」は正直、かなり驚きました。
国の税金を使った政策から都民だけを除外するのが、果たして支持されるのかどうか。
ただ、「今はGoToキャンペーンなどやっている場合ではない、中止すべき」という意見には個人的には違和感を覚えます。
コロナウィルスにより打撃を受けている業界は多いですが、中で特に」観光業界への影響はかなりのもの。
とにかくも経済を回さなければという政府の危機感の現れのような気がします。
「GoToキャンペーン東京除外」は確かに不公平な側面もありますが、まさに夏休みが始まろうとしている「今」行うことに意義があるように思います。
コロナウィルスが消えて無くなることはありません。
これからも私たちはウィルスと共存していかなければなりません。
感染者の数に一喜一憂し、何年も縮こまって生きていくのはツラいものがあります。
できる人から、大丈夫な地域から、少しずつ経済を動かしていく。
日本より感染状況の厳しい諸外国もすでに動き始めています。
今回のキャンペーンが、爆発的な感染拡大を起こすことなく、少しでもよい方向に向かっていくことを願っています。