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近藤正道氏の経歴と2020柏崎市長選挙での公約まとめ|支援団体や政党はどこ?

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近藤正道氏の経歴と2020柏崎市長選挙での公約まとめ|支援団体や政党はどこ?

任期満了に伴う新潟県柏崎市長選挙は11月8日告示・15日投開票。

柏崎刈羽原発7号機の再稼働を巡り、現職の桜井雅浩市長と新人の近藤正道氏が争う展開となっています。

条件付きながら「原発再稼働の価値を認める」という立場の桜井市長に対し、近藤氏は反原発を掲げて戦います。

注目の柏崎市長選挙、新人候補の近藤正道氏の経歴や政治活動歴、選挙公約などを調べてみました。

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近藤正道氏の経歴と政治活動歴

近藤正道氏の経歴

生年月日 1947年1月25日・73歳
出身地 新潟県三島郡出雲崎町
学歴
  • 新潟県立柏崎高等学校卒業
  • 中央大学法学部法律学科卒業
現職 弁護士
前職 新潟県会議員・参院議員
所属政党 (日本社会党)→社会民主党

近藤正道氏に関するネット上の記述は限られています。

ご家族や趣味、愛読書などの情報にアクセスすることはできませんでした。

ご本人のHPは、以前は存在していたようですが、現在はドメインが廃止されたまま放置されている模様。

その代わり、現在の選挙活動などはツイッターやフェイスブックでこまめに発信されています。

近藤正道氏の政治活動歴

1987年 日本社会党公認で新潟県議会議員選挙に出馬・初当選
1987年〜2004年 新潟県会議員(5期)
1997年 社民党新潟県連代表に就任
2004年 第20回参議院議員通常選挙に新潟選挙区から無所属で出馬(民主・社民推薦)・当選。社会民主党入り
2006年 「共謀罪に反対する超党派国会議員と市民の緊急院内集会」呼びかけ人となる
2008年 福島みずほ党首とともに「こんにゃくゼリーによる窒息死事故に関する緊急申し入れ」を野田聖子消費者行政担当大臣に手渡す
2009年 「永住外国人の地方参政権法案早期立法化を求める緊急院内集会」に参加
2010年 第22回参議院議員通常選挙に党籍を残したまま無所属で出馬・落選
2020年9月 同年11月の新潟県柏崎市長選挙への立候補を表明

以上、wikipediaより。

ご覧のように、近藤正道氏の政治姿勢は典型的な左派リベラル。

彼が過去に原子力発電所の再稼働問題に関わりを持っていたという記述は見つかりませんでしたが、政治信条的には親和性が高いといえるでしょう。

柏崎原発7号機の再稼働に前向きな現職の桜井市長に対し、どのように戦っていくかが注目されます。

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近藤正道氏の2020柏崎市長選挙の公約

原発を表すクレイアート

近藤正道氏は、2020年柏崎市長選挙に立候補するにあたり、主な政策として以下の3つを表明しました。(10月7日・FNNプライムオンライン)

  • 新型コロナウィルス対策の徹底と地域経済の再生
  • 市民が納得する市政
  • 原発の再稼働反対

「柏崎を安心で自立した魅力ある地域へと再生させていきたい」との立候補の弁です。

 

近藤氏は、10月になって開設したご自身のTwitterやFacebookアカウントにおいて、選挙運動のために作成中のリーフレットの一部を公開しました。

リーフレット冒頭には「決意」として、

「一人ひとりにやさしい、希望に満ちた街 『誰ひとり取り残さない』そんな柏崎を市民の皆さんとともにめざします」との文言が。

以下、次のような項目についての記述があります。

  • 新型ウィルス対策で市民の命を守り、経済回復を図ります
  • 市民に寄り添い、ともに歩む市政をめざします
  • 市政運営に自信があります
  • 再稼働の可否は、市民の意思が大切です

10月7日に発表した政策とほぼ重なりますね。

 

特に注目されるのが「原発の再稼働」に関する項目。

「原発の廃炉までには何十年もかかります。〜中略〜 私自身は6、7号機の再稼働には反対です。しかし、再稼働の可否を最後に決めるのは市民だと考えています。市民の判断は尊重されるべきです」(「正しい道を市民と歩む会」部内討議資料・近藤氏のFacebookより)

稼働の可否を決めるのは市民」と繰り返しています

「2020年柏崎市長選挙で、市民の意思が示されればそれに従う」というようにも読めますね。

「何がなんでも原発再稼働絶対反対!!」というスタンスではなく、少々ソフト。近藤氏の選挙公約の柔軟さも感じ取れます。

近藤正道氏を推薦する市民団体と支援政党

近藤正道氏は、2020年柏崎市長選挙において、原発の再稼働に反対する複数の市民団体・政党からの推薦を受けています。

  • 原発を再稼働させない柏崎刈羽の会
  • 緑の党 グリーンズジャパン
  • 社会民主党(社民党)

「複数の市民団体」のうちのひとつが「緑の党 グリーンズジャパン」。

環境主義・多文化共生・反戦・反原発などを党是とする市民団体で、小池百合子東京都知事が2017年に立ち上げた「緑の党」との関連はありません。

 

緑をバックににこやかに微笑む近藤正道氏。

もうお若くはない年齢をおして、現職との厳しい選挙戦に挑む彼を駆り立てるものは、やはり郷土愛なのでしょうか。

まとめ

  • もと参議院議員の近藤正道氏、2020年柏崎市長選挙への立候補を表明
  • 1947年生まれの73歳・中央大学法学部卒業。
  • 社民党と複数の市民団体から推薦
  • 選挙戦における主な政策は「コロナウィルス対策」「市民が納得する市政」「原発再稼働に反対」
  • 原発再稼働に関しては「最終的に市民が決定すべき」との考え方

近藤正道氏は1947年生まれ。終戦直後に生まれた「戦争を知らない最初の世代」です。

別名「団塊の世代」とも。

 

個人的な体験なのですが、ラクダの小学校の時の担任の先生がこの世代の方でした。

それはそれはキビシイ先生で、宿題をやってこなかった生徒には罰として立ったまま授業を受けさせたり、教室内で暴れる男子にはゲンコツが。

ラクダはよく給食が食べきれず、全部食べられるまで座っていなさいと命じられたっけ‥(遠い目)

 

そして、天皇誕生日や憲法記念日が近づくとなぜか急にハイテンションに。

「天皇(呼び捨て)とはどんな存在ですか」とか、「憲法について思うところを書きなさい」という、小学生には無理ゲーな宿題を出されて困り果てた記憶があります。

 

思うに、この年代の方はとにかく真面目で一生懸命なのです。

まず、人数が多い。

嫌でも社会との関わりを考えるようになっていったのではないでしょうか。

また、戦後、価値観が180度ひっくり返る中で、反戦・反権力に傾いていった世代であり、かなり強い政治思想を持つようになったという経緯もあるのでしょう。

そんな「アツい世代」のはしりである近藤氏が、反原発を掲げて選挙戦に身を投じるのは、ある意味必然なのかもしれません。

 

2020年柏崎市長選挙は、原発再稼働の是非を問う選挙。

これからも注目していきたいと思います!

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