株式会社ZOZOの創業者で、(株)スタートトゥデイの代表取締役である前澤友作氏が6月29日、とある言葉を商標登録しました。
そのワードとは「(c)お金配りおじさん」。
ご自身と思われる短髪の中年男性が片手を上げて「どうもどうも」とあいさつする独特の画像とともに商標登録したことをツイッター上で発表し、大きな注目を集めています。
前澤氏は6月22日に「フォロワーが700万人超えたら1000人に10万円を配る」とツイッター上で告知してトレンド入り。
実際にダイレクトメールが送付され、すでに配布が始まっている模様です。(一部再抽選)
これまでに例のなかった、有名人による「基金等ではない一般人への現金配布」。
ネットでは様々な声が上がっています。
賛否両論を追ってみました。
目次
前澤友作氏の「お金配り」ってどんなもの?
【商標出願しました】
©️お金配りおじさん
以後よろしくお願いします。 pic.twitter.com/m8wVhEtbpy
— 前澤 友作【お金配りおじさん™️】 (@yousuck2020) June 29, 2020
こちらがその画像。似ています(笑)。
26000件のリツイート、163000件の「いいね」が付いています。
前澤氏は、これまでに自身のツイッターのフォロワーを対象に抽選で現金を配る活動を続けてきました。
発端は2019年1月、「100万円を100人にプレゼントするお年玉企画」を立ち上げ。
何かの冗談と思った人も多かったようですが冗談ではなく、本当に各人に100万円が配られたようです。
1,000,000円×100人=100,000,000円!!
いくら前澤氏が大富豪としても、ポケットマネーを1億円分配りまくるなんてただ事じゃありません。
前澤氏のお金配りの歴史はそれだけではありません。
前澤氏は〜中略〜20年1月のお年玉企画で1000人に100万円(10億円)、同月に追加お年玉で100人に100万円(1億円)、今年5月にひとり親応援基金で1万人に10万円(10億円)、6月にカップル応援基金で100人に100万円(1億円)と、これまで「計23億円」と報告している。(6月22日・@niftyニュース)
これまで総額23億円を配ったそうです(白目)。
【お金ばらまきの歴史】
2019年1月 お年玉で100人に100万円(1億円)
2020年1月 お年玉で1000人に100万円(10億円)
2020年1月 追加お年玉で100人に100万円(1億円)
2020年5月 ひとり親応援基金で1万人に10万円(10億円)
2020年6月 カップル応援基金で100人に100万円(1億円)
計23億円。
— 前澤 友作【お金配りおじさん™️】 (@yousuck2020) June 22, 2020
ご本人もこのようにツイート。
なかなか当たらないそうですが、当たった人は当然いるわけで、羨ましいですよね〜。
前澤友作氏の「お金配り」に賛成する声
当然、激しい賛否両論が沸き起こっています。
まず賛成意見。
花咲爺さんですかw
— appledarwin (@appledarwin) June 29, 2020
https://twitter.com/hero77nun/status/1278479703251152896?s=21
素晴らしい社会貢献。お見事!
サンタクロースみたい。
お金持ちが経済を回すのは良いこと。これからもどんどん経済を回して下さい!
「続ける」ということに感動。これからの前澤さんの人生に幸あれ。
私財を有効活用する社会貢献、慈善活動と捉える声は多いです。
サンタクロース、花咲爺さんのほか「足長おじさんみたい」など素直に称賛、あるいは感謝するたくさんの声。
当然の反応と言えましょう。
前澤友作氏の「お金配り」に反対する声
次に反対意見も拾ってみました。
https://twitter.com/kanakanaonly24/status/1277830769713360897?s=21
お金で人の心を買おうとしてるみたいでちょっと‥
私はこういうのイヤ。嫌悪感を覚える。
配るのやめたら人が離れていくのでは?
反対意見で多いのは、「お金でフォロワーを買う」かのように見える行為への嫌悪感。
また、「偽善的なもの」に対する反発心でしょうか。
うまくは説明がつかないけれど、「それってお金の使い道として正しいの?」という戸惑いが、単純に称賛するわけにはいかない、という心理を形作っているという気がします。
まとめ
前澤氏の活動への賛成意見
- 夢のある素晴らしい社会貢献
- お金持ちが経済を回すのは正しいこと
- 誰にも真似できない慈善活動
- 感謝の言葉しかない
前澤氏の活動への反対意見
- お金の使い方として正しいのか?
- お金でフォロワーを買っているように見える
- お金を配るのをやめたら人が離れていくのでは?
- 嫌悪感を覚える
ラクダは考える
お金持ちが一般人にお金を、それも基金などを立ち上げるのではなく現金を抽選で、文字通り「配る」。
これはなかなか特異な話でありまして、実に色々な意見が飛び交っています。
涙が出るほど感謝する人がいるかと思えば、別の人は激しい嫌悪感を感じていたり。
前澤氏は明らかに私財を投げ打って「良いこと」をしているのに、これほど極端に評価が分かれるとは。
前澤氏の「フォロワーに現金を配る」行為は、人の心を映し出す鏡のようです。
普段は隠されている「お金」というものへの意識が表面にさらけ出されるような気がするので、人によっては居心地の悪い気分を呼び起こすのではないでしょうか。
当たったと大喜びする人がいる一方で、「はずれてばかり」と嘆く人もいます。
受け止める人によって「輝かしい社会貢献」にも「卑しい行為」にもなり得る。
とても興味深いですね。
前澤氏の「お金配り」活動は、「お金」というものの力というか、魔力のようなものを見せつけました。
こうやって賑やかに議論がわき起こることそのものが前澤友作氏の戦略のような気もします。
賛否両論かまびすしいですが、正解は人それぞれ。
一人ひとりが自分の中の「お金」とじっくり向き合う良い機会ととらえるのが良さそうです。
前澤氏は、次なる企画も考慮中のようです。
興味のある方は、前澤友作氏をフォローしてみてはいかがでしょうか。
‥私もフォローを検討中です(^○^)