2019年1月から、自身のツイッターのフォロワーを対象に多額の現金を配る活動を始めた前澤友作氏。
ZOZOの創業者であり、(株)スタートトゥデイの代表取締役でもある前澤氏は膨大な資産を持っているといわれます。
そうは言っても、一人につき10万〜100万という多額の現金を、100人、1000人もの人々に惜しげもなく配る行為は誰にでもできることではなく、大きな反響を呼んでいます。
何しろ、前澤友作氏が今までに配った現金総額は23億円!!(本人のツイッターより)
とてつもない金額です。
ところで、一体なぜ前澤氏はこのような活動を思い立ったのでしょうか。
前澤氏が個人に現金を配る、その理由と目的が知りたいと思います。
きっと深いわけがあるに違いありません!
目次
前澤氏が現金を配る理由
前澤友作氏がお金を配る理由は、あっさりとご本人のツイートに答えが見つかりました。
6月22日のツイッターで、前澤氏は以下のようにツイートしています。↓
【お金ばらまきの理由】
お金を配るといろんな声が集まる。フォロワーも増える。それは起業家にとって事業作りのヒントやチャンスになる。みんなが喜ぶ事業を作ればまた儲かる。儲かったらまた配る。誰も損しない究極のエコシステム。さあ次のお金ばらまきはいつにしよう。
— 前澤友作┃ひっそりお金配りおじさん (@yousuck2020) June 22, 2020
なるほどです。
理由と目的が一緒になっているので整理してみました。
前澤氏がお金を配る理由
- 様々な声が集まり、フォロワーも増える
- それらの声は事業のヒントやチャンスとなり得る
- それらの声をもとに多くの人の役に立つ事業を興せば利益に結びつく
前澤氏がお金を配る理由は、事業のアイディアを得るためだったのですね。
一般人の声を拾うことで事業のヒントを掴み、ビジネスチャンスにむすびつける戦略。納得です。
前澤氏がお金を配り続ける目的
前澤氏がお金を配る理由はわかりました。
では、一部から批判を浴びながらも何度もお金を配り続け得る、その目的はなんでしょうか。
前澤氏がお金を配る目的
- 利益が出たらまた現金を配ることで還元する
- これは誰も損をしないエコロジカルなお金の循環システムである
- システムを順調に回転させるべく、次なる配布計画を策定中である
お金を配布してビジネスに結びつけて終わり、ではありません。
お金の流れを形作るシステムなのですから循環させる必要があります。
だから次々と「お金配り」の企画を立ち上げる必要があるのですね。↓
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前澤氏のビジネスの最終目標とは
前澤友作氏は、かつて小さな通信販売会社だった「スタートトゥデイ」を一部上場企業ZOZOTOWNに育て上げた人。
ZOZOの経営からは身を引いたものの、今でも莫大な資産を持っています。
それなのに、まだまだビジネスのヒントが必要とのこと。
すでにお金は使い切れないほど持っているのですから、これほど頑張って働く理由は他にありそうです。
「前澤友作」で検索すると、「宇宙」という言葉が出てきます。
そう、前澤氏は「宇宙」に行きたいのですね。
2019年9月12日のネットニュースサイト「CNET Japan」は、ヤフーによるZOZOの買収についての記事を配信。
前澤氏がZOZOの代表取締役社長を退くのは「どうしても宇宙に行きたいので、そのためのトレーニングなどに割くことが多くなる」という理由によるものと報じました。
僕自身多趣味で、ZOZO以外にもいろいろやっている。宇宙に行きたいと発表しているが、具体的には2023年に月への渡航を計画している」「宇宙にどうしても行きたいので、そのためのトレーニングなどに時間を割くことが多くなる」としたほか、〜中略〜ZOZOの会社としての潮目以外にも、宇宙と新事業という夢を成し遂げるための一面も背景にあるという。(2019年9月12日・CNET Japan)
記事によると、前澤氏は「宇宙」への想いを涙ながらに語ったそう。
本当に宇宙へ行きたくてたまらないらこそ、愛着のあるZOZOを退任し、新会社を設立したのですね。
そして前澤氏自身の夢を叶えるために人にお金を配ることで、「究極のエコシステム」を稼働させたと。
そういうことでしたか‥。
ロマンのある、感動的なお話ではないでしょうか。
まとめ
- 前澤友作氏がお金を配る理由は、たくさんの人々の声を拾い上げてビジネスのヒントとするため
- 多くの人に喜ばれるビジネスを興せば儲けにつながる
- 利益が出たらまた多くの人に配ることでお金の循環システムができる
- システムなので回し続ける必要がある
- ビジネスの大きな目標は「宇宙へ行くこと」
ラクダは考える
「ZOZOTOWNの社長・前澤友作氏」に関して、私は以下のイメージを持っていました。
アパレル会社の経営者で名の通った著名人、一代でビジネスを築き上げた人、3億8000万円のスーパーカーを買った人。
その他にも無茶なお金の使い方をする人であり、女優の剛力彩芽と色々あった人、というイメージ。
日本の地に足のついた「会社経営者」とは違い、とにかく軽やかな印象を持っていました。
今回も「お金を配るおじさん」のような言葉を商標登録したとかで、また何か人目を引くことを始められたのね〜と思って調べてみたのです。
そして、一挙に考えを改めました。←単純
前澤友作氏は自らの夢を見据えて計画を進める努力の人であり、そのために入念な準備をしていることがわかりました。
そして、その夢がもう少しで手に届くところまで来ていると。
お見事、と言う他はありません。
ご自身の夢を叶えるための手段として「現金を配る」と言う型破りな行動に出た前澤氏。
氏の宇宙旅行計画は、2023年に迫っているとのこと。
ぜひ応援すべくウォッチを続けていきたいと思います。
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