母の日にプレゼントしたい大人の絵本｜ジャンル別 母に想いを伝えるおすすめ作品7選！

母の日に、お母さんに本を贈ったことはありますか？

本は図書館で借りて読むことも多いので、本の好きな人にプレゼントすると意外と喜ばれるものです。

特に絵本は、小さい子どもを育てている最中のママさん以外はなかなか自分では買わないもの。

美しい挿し絵や選び抜かれた言葉で書かれた絵本は、実はプレゼントにぴったりのアイテムなんです。

お値段が比較的手ごろで、お財布に優しいのも助かるポイント。

この記事では、母の日に感謝の気持ちを伝えるのにぴったりの大人のための絵本を、ジャンル別にご紹介して参ります。

今年の母の日には素敵な絵本をプレゼントして、お母さんに喜んでもらいましょう！

母の日にプレゼントしたい絵本の種類

母の日のプレゼントには、どんな絵本を贈ると喜ばれるのか考えてみました。

1、母の日に、お母さんに対してストレートに感謝の気持ちを伝えたいあなたにぴったりの定番絵本。

お母さんに対する愛情や生み育ててくれたことへの感謝、また逆にお母さん目線による生まれてきてくれたことに感謝する内容が綴られています。

日頃、照れ臭くて「お母さんありがとう」の言葉がなかなか出てこないあなたのための強い味方です。

2、文字通り、目で見て楽しむための絵本。

精巧なポップアップや細やかなイラストが美しく、プレゼントとしてふさわしい華やかさのあるものも。

美的センスの優れたお母さんにいかがでしょう。

3、だんだんと、人生の後半に差し掛かろうという年齢のお母さん。

ここまでに色々な出来事があったはずですよね。

そんな大人にふさわしい絵本は、改めて人生というものの不可思議さ、人との出会いの大切さを気づかせてくれるものがぴったり。

すでにお母さんが知っている絵本であっても、大切な子どもであるあなたからのプレゼントであれば、また別の感動を呼び起こしてくれること請け合いです。

【母の日のプレゼント】母に感謝の気持ちを伝える定番絵本

ここからは実際のおすすめ絵本をご紹介していきますね！ なお価格は全て税込です。

ちいさなあなたへ

「母の日に贈る絵本」としては定番中の定番。

毎年の母の日前に売り上げが伸び、累計56万部突破の大ベストセラーとなっています。

発売された2007年には、NYタイムズの児童書部門でハリー・ポッターを押しのけて全米1位を獲得した作品。

「子どもが産まれた日」から始まって、やがて成長したその子が親になるまでを淡々と描いていて、わずか数分で読み終わる内容ですが、「とにかく泣ける」「涙があふれて立ち読みができない」というレビューの嵐。

全ての人が持つ「母」という存在の掛け替えのなさを感じさせてくれる名作です。

ぼく おかあさんのこと‥

前項の「ちいさなあなたへ」は女の子のための絵本でしたが、こちらは男の子のお母さん向け。

「ぼくはおかあさんのことがキライ。マンガ見せてくれないし、すぐ怒るし‥」で始まる、男の子目線の絵本です。

子育て経験のある人なら必ず思い当たるフシのある生身のお母さんぶりに、思わず苦笑したくなるかも。

感動で涙があふれるというよりは、ほっこりとして最後にはほのぼのとした気分になる読後感。

この辺りも、照れ臭さが先に立つ日本人の親子に人気のある理由かもしれません。

かしの木の子もりうた Love you forever

ピッツバーグ生まれの有名な物語作家・R.マンチのベストセラー絵本「Love you forever」の日本語訳 第二弾です。

原作は全米で1580万部を突破。

新訳は「小児病等の四季」などの著書を持つ聖路加国際病院副院長の細谷亮太氏が担当しました。

旧訳による英語特有のやや大げさな日本語訳を、日本の読者にも親しみやすい現代的な表現にアレンジしています。

巣立っていく我が子への愛と親への想いを、かしの木が見守り、ゆっくり流れる音楽のように物語を紡いで行きます。

絵本作家いせひでこ氏による美しい挿し絵も見どころ。

【母の日のプレゼント】見て楽しむ絵本

花の神殿

ページをめくるとゴージャスな花束が飛び出してくる、大人のためのしかけ絵本。

精巧に描かれた花々と、繊細で詩的な言葉のハーモニーが実に美しく、まるでアート作品のよう。

インテリアとして飾っておくのも素敵です。

美的センスの優れたお母さんへのプレゼントに、ぜひおすすめしたい一冊です。

和菓子の絵本

おまんじゅうや飴、あんこ菓子など、日本に昔から伝わる和菓子の絵本。

されぞれの和菓子の歴史や作り方、材料や道具について詳しく書かれていて、知らず知らずのうちに和菓子について詳しくなれちゃいます。

ほのぼのとした絵柄は、いかにも美味しそうな和菓子の魅力を引き出してくれます。

作り方も書かれているので、実際に手作りすることもできますよ。

今年の母の日には、お母さんと一緒に和菓子の手作りをするのも楽しいかもしれませんね！(^○^)

【母の日のプレゼント】大人のための名作絵本

100万回生きたねこ

1977年の発売以来、多くの日本人の心をとらえて離さない、大人のための絵本の代表作。

実は我が家にもボロボロの現物が残っていまして、子どもたちが小さい時に読み聞かせながら自分が泣きそうになっていたことを思い出します。

電子書籍はもちろん、映画や演劇、ミュージカルなど様々な媒体で表現されていますが、やはりゆっくりとページをめくるのがこの作品にはふさわしい気がします。

生と死、愛情や絆、幸福とは何なのか。読む人全てがそんな深い思いに沈んでしまう、名作中の名作絵本。

年齢を重ねた大人にこそふさわしい、余韻の残る作品を、今度はあなたからお母さんにプレゼントしてみてはいかがでしょう。

ルリユールおじさん

物語の舞台はパリ。「ルリユール」とは製本職人のことです。

大切な植物図鑑を直してもらうために「ルリユールおじさん」を訪ねた少女と職人との交流を描きつつ、時代を超えた職業人の誇りと本への愛情が綴られていきます。

洗練された絵柄とワクワクする物語を楽しんだ後、幸せな読後感に浸ることができるこの名作、講談社出版文化賞絵本賞受賞作。

本を愛するお母さんにぜひおすすめしたい作品です。

まとめ

母の日に、お母さんに絵本をプレゼントするとしたらどんな作品が喜ばれるか、ジャンルごとに提案をしてみました。

もちろん、母の日のプレゼントに向いている絵本はこれだけではありません。

お母さんとお子さんたちそれぞれに物語や歴史があるように、きっと親子の数だけ贈り物にふさわしい本があるのではないかと思います。

今年の母の日には、ぜひあなたのお母さんにぴったりの絵本を探してみて下さいね♪( ´▽｀)

いつもの年とは一味違うプレゼントに、お母さんはちょっぴり驚きつつもきっと喜んでくれるに違いありません。

今年の母の日が、あなたとお母さんにとって幸せな1日となりますように！

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