「エクシブ」をご存知でしょうか?
株式会社リゾートトラストが運営する会員制リゾートホテルで、全国各地にある施設を限られた会員とそのゲストのみが使用できるシステムです。
完全会員制ホテルなので、ホテル予約サイトに部屋が卸されることはありません。
ホテルを利用するには会員として部屋のオーナーになるか、会員から紹介してもらう必要があります。
実は縁あってこの度、中部地方のとある「エクシブ」のオーナーになりました。
庶民代表のようなラクダ夫婦が、一体どうやってこの富裕層御用達っぽい「エクシブ」のオーナーになれたのか、その手順や方法などは別記事に譲るとして、まずは最初に訪れた「エクシブ浜名湖」についてレポートして参ります。
目次
エクシブ浜名湖のオーナーチェックイン
エクシブ浜名湖は、正式名称を「グランドエクシブ浜名湖」と申します。
「グランド」が付くだけで、ただでさえリッチなイメージがなんだかさらにお高そうなイメージになります笑。
何しろエクシブ超初心者のラクダ夫婦。
慣れないことでカーナビまで緊張していたのか、なぜかまったく別の場所に連れて行かれそうになりました。
そんなわけで道路から入る際の目印やら、エントランスなどの写真がありません(泣)
気を取り直してレポ。
車寄せに入るとわらわらと人が駆け寄ってきて、「ラクダ様お待ちしておりました」とドアを開けてくれるやら荷物を預かってくれるやら。
ただしバレットパーキングではなく、オーナーが自分で立体駐車場に車を入れます。
荷物は自然とそのまま部屋へ。
まず「オーナーズレセプションルーム」というところに案内され、座ってチェックインカウンターが空くのを待ちます。
結構混んでおり、待つことしばし。
時は2020年9月初旬、コロナとは何だったのかと訝るほど大勢の人々。
やがて名前を呼ばれ、さっさとした簡単で早口な説明とともにチェックイン終了。
本来はここで飲み物が提供される(らしい)代わりに、ラウンジ「ドルチェ」でのドリンク券が2枚渡されました。
カウンターの人の説明がやたら早口でやや紋切り調子なのも、部屋への案内がないのもコロナ対応のひとつなのかもしれません。
エクシブ浜名湖のラウンジ「ドルチェ」
ラウンジは広く、素人写真ではうまく納まりませんでしたのでエクシブ浜名湖の公式ウェブサイトからお借りしました。
ここで先程のドリンクチケットを使用。忘れないうちに使える権利は使っておかねば。
三ヶ日みかんを使ったカクテルまたはジュースが、運転に疲れた神経を癒してくれます。
もちろん各種ドリンクやケーキセットなどがオーダー可能。
やっと自分で撮った写真が(笑)。
ラウンジ席窓から見た客室棟です。この中のどれかがラクダ夫婦が滞在するお部屋でございます。
エクシブ浜名湖は、どうやらテーマが「南欧」な模様。
ご覧のように白亜の建物やヤシの木がリゾート感を盛り上げてくれます。
写真では見えませんがこの階段下にはプールがあり、子どもたちが楽しそうに泳いでいました。
エクシブ浜名湖の部屋(ラージグレード)の室内
エクシブ浜名湖室内(ラージグレード)の内装
ラクダ夫婦がオーナーになったのは「ラージ(Cグレード)」というグレードの部屋です。
説明すると長くなるので別記事に譲りますが、オーナーは自分が購入したグレード以上のランクの部屋を利用することはできません。
ちなみに「ラージ」グレードは下から2番目。
- スーパースイート
- スイート
- ラージ←
- スタンダード
のような階層構造になっており、下位ランクの部屋のオーナーはどれほどお金を積もうともスイート以上の部屋には泊まれない仕組みになっています。
とはいえ、元々の設備が豪華系ですので庶民としてはこのラージグレードでも充分。
部屋の広さは、タイプにもよりますが56.17㎡〜77.24㎡。マンションの一室くらいあります。
洗面所。バスタオルは引き出しの中です。
アメニティは基本的なものは全て揃いますが、別の会員制ホテル「箱根翡翠」には備えてあったクレンジング用品やフェイスオイルなどはありません。
またラージグレードの部屋にはバスローブはありません。
このあたり、スーパースイートグレードなら違うのかもしれませんね〜。
ベッドスペース。布団はふかふか系です。
ターンダウンのいらない簡易セッティングです。
部屋の一角に和ルームスペースが。
この部屋は定員5名なので、ここで最大3人が布団を敷いて寝ることが可能です。
我々は荷物置き場兼くつろぎスペースとして使っていました。
立派なスパがあったので風呂場は使用しませんでしたが、バブルバスがついているので泡お風呂にすることができます。
子どもたちが喜びそうですね(^○^)
ドレッサーが窓に近いのはポイント高し!
あとは拡大鏡があればいうことないのですが。
窓の方からリビングスペースと和ルームを撮ってみました。
一輪挿しにはささやかながら生花、コーヒーとお菓子が置いてありました。
和室の間接照明がとても和みます。
庶民としては、本当に2人ではもったいない広さと感じました。
エクシブ浜名湖(ラージグレード)窓からの眺望
先ほどのラウンジを部屋から見たところ。
大富豪の邸宅を模しているかのような佇まいです。
部屋からガーデンプールを眺めることができました。
奥に見えるのはゴルフ場と、遠くに浜名湖の一部も見えます。
窓からこのようにプールが見えるタイプの部屋は、実は貴重なのだとか。ラッキーでした(^○^)
エクシブ浜名湖のスパ(大浴場)
写真が撮れませんのでまた公式サイトからお借りしました。
スパという名前が付いていて、ご覧のようにプールのような造りなので水着がいるのかと思ったら普通の大浴場でしたσ(^_^;)
やはり南欧がテーマらしく、優雅でゴージャスな雰囲気。
奥に見えるのはジャグジーで、半露天風呂もあります。
やはり混んでいましたが、もともと広さがあるのでせせこましい感じはしません。
子どもたちとそのママたちが沢山いて、おしゃべりに興じていました。
エクシブ浜名湖の夜景
夕食後、ガーデンプールの周りを散歩してみました。
昼間は賑やかだったプールは、夜にはこのように美しくライトアップされます。
優雅にして幻想的な眺め。
写真は建物の前に立ってプールを写したもの。かなり広さがあるプールだとわかります。
コバルトブルーが実に美しい。
プールの向こうのゴルフ場は闇に包まれ、今はもう何も見えない状態です。
部屋に戻ってまたプールを撮ってみました。本当に綺麗ですよね。
昼間と同じ角度でもう一枚。
ちなみに、左手のラウンジはまだまだ賑わっていました。
夜には大人のゴルフ客などが増えてくるようです。
あちこちでゴルフ談議に花を咲かせる、賑やかな歓声が上がっていました。
‥あれ? 今は2020年なのですが、コロナウィルスは一体どこへ(°▽°)
まるでそんなウィルスはどこにも存在しないかのように今を楽しむ、たくさんの人々。
エクシブ浜名湖は、そんなちょっと日常離れのした空間なのでした。
エクシブ浜名湖の雰囲気と客層まとめ
たった一泊ではありましたが、エクシブ浜名湖についていろいろなことが実感として掴めてきました。
エクシブ浜名湖のポイント
- 建物や内装は南欧風ゴージャス
- 明るく開放的でカジュアルな雰囲気
- お客さんもみんなカジュアルな装い
- プールがあるためか子どもが多い
- 立派なゴルフ場があるためゴルフ客が多い
- スタッフの接客もカジュアルでフレンドリー
建物や内装は文句なしに立派です。
まさに南欧の高級ホテルや大富豪の邸宅のよう。「白亜の殿堂」みたいな言葉が似合います。
それでいて窓が多く、光を多く取り入れる構造になっているため、ホテル全体が明るく、開放的な雰囲気があります。
そのためか全体的な雰囲気はカジュアルで、建物がゴージャスな割に肩肘はった高級感はそれほどありません。
子どもとゴルフ客が多いので、その傾向に拍車がかかります。
ドレスコードは一応指定されていますのでビーチサンダルなどはNGですが、みなさんくつろいだ服装でリラックスしています。
このあたり、6月に訪れた東急ハーヴェストクラブ「箱根翡翠」の大人な雰囲気と比べるとかなりが違いがあります。
さらに、一部にはちょっと自由な感じのお子さんが‥それでもスタッフが注意することはないのもここの特徴かもしれません。
子どもというのはイレギュラーな動きをするもの。
そんな時、いちいち周りに気を使っているとパパママも疲れてしまいます。
ここエクシブ浜名湖ならそんな心配はいりません。
子育て期を終えつつあるラクダ夫婦にとっては、ここでくつろぐ家族連れをちょっぴり羨ましく思った次第なのでした。
スタッフの接客もカジュアルでフレンドリー。
よく訓練されているものの、たまにちょっと雑な感じを受けるのは我々がエクシブ初心者の庶民だと見抜かれているのかな?(´∀`)
浜名湖という、開放的な雰囲気の土地柄のせいもあるのかもしれません。
今回はエクシブ初心者感丸出しのラクダ夫婦でしたが、これから経験値を積んでレベルアップしていけば、また違った景色が見えてくる可能性もあります。
この次はどこのエクシブに行こうか、今から色々と考え中です!
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