大人の習い事としておすすめのフラ(ダンス)。
習い始めの初期費用が安く、成人してからダンスを始める多くの人に選ばれています。
バレエは年齢的にムリ、フラメンコはお金がかかりそう、今さらアイドルダンスもちょっと‥という人の習い事候補の筆頭として選ばれるフラ。
比較的踊りのハードルが低くて誰にでも踊れそうだし、衣装も素敵なものが多いですよね。
ところでこのフラ、「向いていない人」なんているんでしょうか。
実は、専門教室(ハラウといいます)で本格的に習うとなると、人により向き・不向きはやはりあります。
せっかく本格的にフラを学ぼうとしても「向いていない」タイプの人だと途中からツラくなってしまうかも‥。
果たして「フラに向いていない人」とはどんな人なのか?
フラの先生ブログやフラ教室ブログでは決して教えてくれない、大切なチェックポイントをお伝えします!
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目次
フラダンスに向いていない人の特徴
フラを本格的に学ぼうとするとき、いまいち向いていないと思われる人の特徴は以下の3つです。
(ジムやカルチャーセンターで楽しく踊るのが目的の人は当てはまりません。)
- 痩せすぎの人
- 自由奔放な人
- 目立ちたがりの人
痩せすぎの人
誤解を恐れずあえてはっきり言いますが、フラは痩せている人よりはむしろふっくらしている人に向いている踊りです。
もちろん痩せていても上手に踊れる人は大勢いますし、体型はむしろフラにとってそれほど重要な要素ではありません。
しかしそれでもなお、フラには細い人よりも太めくらいの人の方が向いているんです。理由は後述します。
自由奔放な人
「自由奔放な人」とは、ここでは「周囲の人や状況を気にかけず、自らの思うままに振る舞うのを良しとするタイプの人」と定義してみました。
自分の意見をしっかりと持ち、周りに流されず主義主張を通すことは決して非難されることではありません。
ただその資質は、フラという踊りにおいてはときに弱点となりうるのです。
目立ちたがりの人
「自由奔放」と意味が少しかぶりますが、ここではさらに自己顕示欲とか自分アピールの強さのことを指しています。
常に「人より目立つ」ことを是とし、様々なポイントで自分の存在をアピールするのが大好きな人。
学校時代や学生時代、クラスに必ずいましたよね。
決して悪い意味でなく、むしろ魅力的な人も多いですが、優秀なフラダンサーを目指すには、いまいち向かないポイントとなってしまいます。
向いていない人にフラダンスをおすすめできない理由
上記3つの特徴を持つ人がいまいちフラに向いていないと言い切ってしまえるのにはそれぞれ理由があります。
痩せすぎの人
しつこいようですが、フラは、痩せている人よりはふっくらしている人の方が有利。理由は二つあります。
ひとつは、ご存知のようにフラは腰を揺らして踊るため。この腰の動きは、フラにとってとても重要です。
骨盤周りにお肉がしっかりついている人の方が、衣装やパウスカート(パウ)の揺れが大きく、舞台映えするのです。
痩せていてお尻周りにお肉がない人(=管理人)は、せっせとスカートの中で腰を動かしていてもなかなか外に伝わってこないんですねこれが。
さらにあまりに細い人だと、衣装の中で身体が泳ぎ、動きがほとんどわからないという現象が起こります。
もうひとつは、フラの舞台衣装の中にはチューブトップやビスチェのように「胸で着る」タイプのものが少なくないから。
私事ですが、管理人はガリガリ。
このような、胸があるべきところに何もない体型ですと、チューブトップの可愛い衣装やワンショルダーの素敵なドレスが壊滅的に似合わないのです。
なんせ、デコルテにアバラ骨が浮き出てきますのでね(;´д`)まあそれでも好きなので踊っているわけですが。
繰り返しますが、痩せていても美しく踊れる人は大勢います。
ただ、より上達を目指す上で有利か不利かといったら、やはりふくよかな人の方がフラを踊る上ではおトクです。
自由奔放な人
フラは、ハワイの歴史と伝統を歌で伝える芸能。もともと神事であったために、しきたりから来る色々な約束事や決まり事があります。
また、踊りの振り付けは常に先生から教えてもらうものであり、勝手に変えるわけにはいきません。
さらにイベントで踊るときには衣装や装飾品はもちろん、髪型、メイクまで決められた通りに装います。
そして、例えば待ち合わせをするときもみんな時間には正確。一人でも遅れるとグループ全員に迷惑がかかることがあるからです。
こうした状況で一人だけ「私はちょっと遅れていきます」とか「この口紅の色好きじゃないからこっちにします」なんてことは言えません。
周囲にはこんな具合にΣ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)衝撃が走りますし、先生は多分カンカンに怒ると思われます(例外はあります)。
このように「みんなで一致団結・協力して一つの作品を作り上げる」のがフラ。そのため協調性が何より重んじられます。
上級クラスに進むにつれ、自由奔放な人にとっては窮屈に感じる場面が増えてくる可能性が高いのです。
目立ちたがりの人
フラを踊るときは、基本的に群舞。
数名〜ときには数十人にも達する大勢のダンサーが一糸乱れず同じ動きをしながら踊ることで美しさが際立つという特徴があります。
シンクロ率が高ければ高いほどきれい、ということになりますね。
このとき求められるのは「一人だけ目立った動きをしないこと」。
自分に視線を集めたいばかりに頑張りすぎてはNGというわけです。
また「私が一番目立つ位置で踊りたい!」とか「こんな目立たない位置はイヤ!」とかいう気持ちが強すぎる人はストレスがたまるかも。
立ち位置は先生が決めるものですし、どれほど上手な人でも、いつもいつもセンターというわけにはいかないのが普通だからです。
フラダンスに向いている?いない?チェックポイント
あなたがフラに向いているか、それともいまひとつ向いていないタイプか、チェックしてみましょう。
管理人の独断により以下のチェック表を作成しました。
5つ以上当てはまる項目があったら、あなたはもしかするとフラ以外の踊りに向いているかもしれません。
- BMI(Body Mass Index✳︎)が18.0以下
- 身体に凹凸が少ない
- 踊りに歴史とか文化などは求めない
- 細かい決まりやルールを守るのが苦手
- 目上の人であっても注意されるとムカつく
- よく遅刻する
- 天邪鬼である
- 個性的な存在でありたい
- 人から注目されるのが大好き
- 女性が何人か集まったとき「この中では私が一番きれい」などと思いたいタチ
✳︎BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
思いつくままに挙げてみました。
繰り返すようですが例外はあります。
ただ、もう12年もフラにハマってきた管理人の意見としては決して的外れなものではないと確信しています。
このチェック表を踏まえて、もしもあなたが「フラダンスにしようか、フラメンコにしようか、それともジャズダンス?」などのように迷っていたとしたら。
上の項目に当てはまる項目が多いほど、フラ以外を選ぶのが無難と言えそうです。
ダンスはあくまでも楽しく踊るもの。ストレスを感じながら踊るのは避けたいですよね。
まとめ
「フラ(ダンス)に向いていない人」とは一体どんな人なのか。管理人の独断により書き出し、お伝えしてきました。
しつこいようですが例外はあります。
フラはとても懐の深い踊りなので、例え多くの項目が当てはまっていたとしても、決して無理だということはありません。
現に管理人はガリガリですがフラを愛すること12年。インストラクターの資格まで取ってしまっています。
また、上のチェック表のほとんどに当てはまっているけれどフラが好きで、感じるところは色々あるけれど長く続けているという人もまた多いものです。
フラに限らず、音楽に合わせて踊るダンスはとても楽しいもの。
せっかく趣味としてダンスを習うなら、無理なく息長く続けれられるものが理想です。
あなたが楽しいダンスライフを得られることを祈っています!
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