ヨコハマグランドインターコンチネンタル ホテルが期間限定で運営するビアガーデン「はまビア!」に行ってきました。
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルは、みなとみらい地区にある独特な形をしたホテル。
ホテルの「三密対策」も併せてレポートします。
目次
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル主催「はまビア!」2020の場所と値段
インターコンチネンタルホテル「はまビア!」概要
「はまビア!」概要
- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが主催するビアガーデン
- 2020年は9月13日(日曜日)まで、1階のビュッフェレストラン「オーシャンテラス」のテラス席で開催
- 大人1名6000円(税金・サービス料込み)
- 120分の飲み放題と個々盛り料理10品を含む
- 飲み物のラストオーダーは15分前
インターコンチネンタルホテルの感染対策
ホテルに入る前にまずは手の消毒とマスク着用の確認、そして検温。
体温の確認ができると日付の入った黄色いカードにスタンプを押したものを渡してくれます。
これはインターコンチネンタル ホテルの「ホテル入館パスポート」。
検温済みであることを表すもので、このカードを提示すれば、印のある日に限って体温測定を省略できるシステムです。
確かに、ホテル利用客にとって出入りのたびに検温があるのは煩わしいでしょうから良いアイディアですよね。
インターコンチネンタルホテル「はまビア!」の店内
「はまビア!」の場所は1階の「オーシャンテラス」右手脇の通路を奥に進んだところ。やや分かりにくいです
入り口で名前を告げると「2時間制であること」の念を押され、先に6000円×人数分の会計を済ませてから客席に案内されます。
座席は2列で、海側とホテル側に配されています。
海側の座席から見た景色はこんな感じ。
ぷかりさん橋のほぼ正面でした。
ホテル側には比較的大人数の団体(といっても8名前後)が着席しているようでした。
とはいえかなりテーブルの間が空いているので密な感じはしません。
そもそも全ての座席が完全に「屋外」でありまして、とても開放的です。
インターコンチネンタル ホテル「はまビア!」2020メニュー内容
はまビア!のメニュー。
個々に盛られた10品目はおつまみというより一応コース料理のようにバランスを考えて作られているような気がしました。
生ビールは専用の「トルネードサーバー」からセルフサービスで注ぎ、その他の飲み物はバーカウンターまで取りに行きます。
焼酎はありますが日本酒はなし。
ワインは紙パックに入っているようなものではなく、赤白共に歴とした日本ワインでした。
白は冷え冷え、赤は常温で供されます。
以下はお料理の内容です。
①枝豆
普通に枝豆でした(笑)。
結構量があります。
②ところてん 茄子の煮浸し添え
③鎌倉豆腐 山形だしのせ
④自家製オリーブマリネ
前菜4種盛りといった風情。
ところてんと焼き茄子はとてもヘルシー。鎌倉豆腐はコクがあります。
種無しの自家製オリーブはワイン派にはありがたく、美味しく頂きました。
なおメニューには見当たらないトルティーヤチップスとチリソースが。サービスでしょうか。
ところで、全ての料理がこのようにラップに覆われて提供されます。↑
感染対策はバッチリといえそう。
⑤ミックスビーンズとアヴォカドのウェスタンサラダ コーンチップス添え
アヴォカドの乗ったサラダ。
ラップの上から写真を撮るとアヴォカドがどこにあるのか分かりにくいですね(ノ_<)
ドレッシングは最初からかけられています。
⑥骨付きフランク
⑦揚げお好み焼きのブロシェットスタイル 干し桜海老と芽葱添え
⑧ソフトシェルシュリンプのオーブン焼き
⑨ポークスペアリブ オニオンリングとチーズポレンタ 粒マスタード、ケチャップ、レモン添え
ビールにぴったりの本日のメインディッシュ。
プレートに乗って一気に提供されます。
手前の串に刺さっているのが「お好み焼きブロシェットスタイル」。
桜海老が香ばしく、ボリュームがありますがどんどん食べられます。
ソフトシェルシュリンプはその名の通り殻がソフトなタイプ。頭から尻尾まで完食できます。
骨付きフランクはパリパリでジューシー。
フライ類は、私はちょっと苦手で全部食べられないことも多いのですが、こちらのは軽い食感で完食できました!
一番好きだったのがスペアリブ。
実に柔らかくて、ナイフとフォークのみで食べられます。
どれも手を使わずに食べられるような配慮が行き届いていると感じました。
⑩鶏もも肉の香草風味とガーリックライスのパピヨット
ラップに囲まれてよくわからないですよね汗。
だんだんと暗くなってきてiPhoneの写真ではこれが限界(;´д`)
上に乗っている鶏肉は柔らかくて食べやすかったです。
この頃になると私のお腹にはやや厳しく、あまり記憶に残っていないのですが、同行した家族によればいくらでも食べられるほど美味しかったとのことでした。
インターコンチネンタルホテル「はまビア!」2020の感想
本来ならば、ビアガーデンの料理はビュッフェ形式にするのが普通。
ですが2020年は今までとは違います。
苦肉の策といった感じの「個々盛り料理」はとても美味しくてヘルシーですが、ボリュームたっぷりというわけにはいかないようです。
ラクダと一緒に行ったラクダ娘はお腹いっぱいになりましたが、男性陣にはちょっと物足りなさそうに見えました。
ホテルも手探りで色々と試みている最中なのでしょう。
ただ、料理一品一品には一流ホテルの意地を感じました。
「限られた予算の中であっても、なんとかお客様に満足してもらいたい」という気持ちが伝わってくるようでした。
おかげで、2時間という短い時間ではありましたが、港の風に吹かれながらのちょっとリッチなビアガーデンを心から楽しむことができたように思います。
帰る頃になると日はとっぷり暮れて、横浜港の灯が目を楽しませてくれるようになりました。
写真は停泊する豪華客船「にっぽん丸」。
今は航海のあてもなく、港で眠り続けています。
早く洋上に出られるようであればよいのですが。
それにしても、ビアガーデンに出かけてこのような感慨にふけることになろうとは思いもよりませんでした。
来年は、どんな気持ちで夏を迎えることになるのでしょうか。
世の中に明るい兆しが見えてきていることを、心から祈るものです。