5月の第2日曜日は母の日。
毎年プレゼントを欠かさない人も多いことでしょう。
「母の日」は、日頃離れて暮らしているお母さんに敬愛のメッセージを送ることができる、素敵な習慣です。
ところで、何気なく贈っているこの母の日のプレゼント、本当に喜ばれているのか不安になったことはありませんか?
一緒に暮らしていた頃とは違い、お母さんたちは少々歳をとってきていて、以前とはライフスタイルなどが変わってきているかもしれません。
さらに、贈る相手が義理のお母さんとなると、ますます好みや苦手なものなどはわからないですよね。
この記事では、意外に多い「母の日の失敗エピソード」に焦点を当て、要注意アイテムとそれらを贈るときの注意点をお伝えして参ります。
ご参考になれば幸いです。
目次
母の日のプレゼント 4つの要注意アイテムとその理由
ネット上にあふれる様々な情報を精査した結果、母の日プレゼントの「要注意アイテム」は以下の4つであることがわかりました。
注意ポイント
- お花
- 食べ物
- ファッション小物類
- 化粧品・ケア用品
その理由を見ていきましょう。
お花
母の日プレゼント市場における「お花」は常に1位に輝く人気商品。カーネーションを中心に大量のお花が購入されます。
ということは、5月には花は値上がりするということです。
みんなが欲しがるものが高くなるのは道理。気をつけるべきポイントです。
また、カーネーションは色によって花言葉の意味が全く変わります。
その他のお花も花言葉によってはプレゼントに適さないものがありますので注意が必要です。
食べ物
消費して消えてしまう食べ物は、母の日のプレゼントとして安心して贈れるタイプのプレゼント。
ただし、アレルギー体質の母には要注意です。
特に甲殻類を送るときは確認した方が無難でしょう。
ファッション小物類
ファッション小物類は値段が先方に分かりにくく、贈る方にとって便利なプレゼント。
ただ、かなり好みの別れるものなので、母の服装タイプや生活スタイルによっては全く使ってもらえないこともありがちです。
また、「ハンカチは別れを意味するので年配の母に贈るのは禁物」とか「靴やサンダルなど足で踏むものはちょっと」などの細かい注意事項が存在します。
気にしないタイプの母なら良いですがそうでないと地雷原になることも‥
化粧品・ケア用品
化粧品やスキンケア用品などは毎日使うものなので、うまくいくと喜ばれます。
とはいえ、やはり香りの好みや使うブランドを決めている、などの例もありますので事前リサーチが必須なアイテムといえます。
母の日のプレゼント NG例
上記の理由の他にも失敗プレゼントとなる原因は多々あります。
ここからは実際の「母の日のプレゼント・失敗エピソード」をみてみましょう。まずはお花です。
お花のプレゼントでの失敗エピ
生花を贈ったつもりだったのに造花だった!PCの画面越しでは良くわからず、「アートフラワーです」との注意事項も小さくて見落とした
大事な情報ほど隅っこの方に小さく書いてあったりしますよね(笑)。
生花はこの時期割高になるので要注意。スマホだとさらに分かりづらいです。
黄色いカーネーションを贈ってしまった。「軽蔑」とか「嫉妬」みたいな意味があると後で知って震えた
白いカーネーションが亡くなった母をしのぶ花というのは知られていますが、黄色は盲点ですよね。気をつけなければ。
- 花束を贈ったら「世話が大変だから今度から別のにして」と言われた
- 大人っぽい雰囲気のアレンジを贈ったら「仏花じゃあるまいし」とクレームが
- カーネーションのアレンジを贈ったら「ありきたりで心のこもらないプレゼントはいらない」と言われた
以上のようにお花は結構難しいプレゼント。そもそも「生き物の世話をするのが苦手」な人は一定数います。
「母の日なら花さえ贈っておけば大丈夫」とは考えない方が無難ということではないでしょうか。
母の日にお花を贈るときの注意点
ポイント
- この時期の花は割高。信頼できる花屋さんで購入すること
- マイナスの意味を持つ花言葉が存在。カーネーションは色に、その他の花は花言葉に注意する
- お花が嫌い、世話をするのがイヤ、なタイプの母でないことを確認しておく
綺麗なお花は選ぶのが楽しく、また種類も多いので贈る方にとってはありがたいアイテム。
購入するときは信頼できる花屋さんを選ぶことが大切です。
食べ物のプレゼントでの失敗エピ
食べ物のプレゼントについては、アレルギーは当然実際気をつけるべきポイントですが、その他にも地雷はあります。
- 紅茶を贈ったら、決まっている銘柄のものしか飲まないと言われた
- オリーブオイルを贈ったら、どこそこの〇〇以外は使わないと言われた
食べ物には独特のこだわりを持つ母がいます。
好物だからといってリサーチなしに贈ると上のような残念なことに。
地元のスーパーで買ったお菓子を持って行ったら「プレゼントならちゃんとしたお店で購入したものを」と言われた
スーパーが「ちゃんとしていないお店」という認識の、やや昭和な価値観を持つお母さん。
デパートの包装紙に価値を見出す最後の世代かもしれません。
母の日に食べ物を贈るときの注意点
ポイント
- 食品アレルギーや健康上の制約に注意
- 一定の食品・食材に対して母が強いこだわりを持つケースあり
- 値段を推測されやすい傾向のあるプレゼント。気にする母ならデパートや有名店の高級品などを選ぶ
食べ物のプレゼントで一番気をつけるべきは、アレルギーのほか健康上の制約です。
例えば血糖値が高く糖質制限などを受けている母にお菓子などを贈ったりすることのないよう気を配る必要があります。
食べ物は「消えもの」といって、比較的母の日のプレゼントとしては安心できるものです。
上記の点さえ外さなければそれほど残念なことにはならないのではないでしょうか。
また、食べ物に対してブランド志向を持つようなお母さんには、デパートで購入したり有名なお店の名産品を選ぶのがおすすめです。
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ファッション小物のプレゼントでの失敗エピ
- 義母にエプロンを贈った。後で割烹着派とわかった
- 財布をプレゼントしたところ色が地味とダメ出しが
- 派手好きの義母に花柄のスカーフを贈ったところ「私には派手すぎる」と言われた。加減が不明
ファッション小物は実に好みの別れるアイテムです。
はっきりとは言わなくても、母の日にもらったまま死蔵されている幾多のアイテムが各母の家庭に存在しそう。
また母の日にエプロンを贈る人は多いですが、割烹着どころかエプロンそのものをしたことがない母もいますので要注意。
- Mサイズの衣類を贈ったらピチピチで着れないとの事だった。まずかった
- バリキャリの義母にストッキングと花をセットにして贈ったところ「いつまで働かせるつもりか」と思わぬ言葉が
- レースのハンカチを贈ったところ「ハンカチはお別れという意味があるのよ」とはっきり言われた
衣類はなかなか難しいアイテム。サイズの他に好みに合うかどうかという問題もあります。
また、良かれと思って選んだプレゼントに対して思わぬ言葉が返ってくるとガッカリしますよね。
母の日にファッション小物を贈るときの注意点
ポイント
- 衣類や帽子などを贈るときはサイズを確認しておく
- 基本的に、好みの分かりづらい義母には避けた方が無難
- 万人受けしそうなデザイン・色のものを選ぶ
小物類はプレゼントとしての種類も多く、当たるととても喜ばれます。
失くしやすい傘や、肌寒い日にパッと羽織れるカーディガンなどは個人的におすすめしたいアイテム。
ただ好みの分かれるものでもありますので、基本的に義母ではなく自分の母に贈るようにしておくのが無難といえます。
贈るときにはオシャレすぎるデザインのものよりも、シンプルな色や形のものにしておくと安心です。
そして、できれば一緒に買い物に行って選んでもらうようにすればコミュニケーションが取れて一石二鳥ですね。
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化粧品のプレゼントでの失敗エピ
美顔マスクを贈っていたら周囲に「老けて見えるのかしら‥」と相談していたことがわかった
いえ決してそんなつもりは。とはいえ、そんな風に解釈される危険性があるとは思わぬ盲点です。
- 有名ブランドのハンドクリームを贈っていたが、後から母が苦手なタイプの香りと知った
- 美容液を贈ったところ、〇〇のものしか使わないとやんわり言われた
- 有名ブランドのマニキュアを贈っていたが、あまりしないタイプと知りガッカリ
化粧品のプレゼントで注意すべきは香りの好み。贈るあなたが好きな香りでも、相手の母や義母が好きとは限りませんし、匂いに特に敏感な人もいます。
プレゼントとしてはやや上級者向きといえそうです。
母の日に化粧品を贈るときの注意点
ポイント
- その製品を使う習慣があるかリサーチ
- 香りに敏感な母には無香料のものを
- 基礎化粧品は普段使っているものをプレゼントする
例えばマニキュアは値段が手頃でプレゼントとして適当そうですが、医療関係者や学校の先生などは普段遣いはできませんので要注意です。
また美顔マスクなどは使う習慣のない母もいます。
香りに敏感な母には無香料のものや化粧品以外を選んだ方が無難かも。
基礎化粧品は毎日使うものを決めている人も多いので、ブランドや商品名をしっかり聞いておいてプレゼントすれば実用的で喜ばれるのでは。
化粧品は直接肌につけるものなので、普通のプレゼントよりも細やかな注意が必要です。
迷ったときは化粧筆のプレゼントをおすすめします。
これなら肌質や香りを気にする必要はありません。
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まとめ
- 母の日のプレゼントで失敗しがちなアイテムは4点・お花・食べ物・ファッション小物・化粧品
- お花は5月には割高になる。世話をするのが嫌いな人も
- 食べ物はアレルギーなどに注意が必要
- ファッション小物は好みが分かれるので実母へのプレゼント向き
- 化粧品は事前リサーチを徹底するか日々使うものを。化粧筆はひとつの手
母の日のプレゼントを贈るにあたり、陥ってしまいがちな失敗ポイントと具体的なエピソード、地雷を踏まないための注意点などをお伝えしました。
母の日は年に一度だけ、母に向かって照れることなく感謝の気持ちを伝えることのできる貴重な機会。
本記事が、あなたとお母さんとの思い出深い母の日にするためのお手伝いをできれば幸せです。
ご健闘を祈っています♪( ´▽`)
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