来たる7月5日投開票が行われる東京都知事選挙に出馬を表明している七海ひろこ氏。
都知事選の掲示板には、小池百合子現職の隣に明るい笑顔の七海ひろこ氏のポスターが掲示されています。
オシャレで可愛らしい容姿の持ち主、七海ひろこ氏はどんな人物でどのような経歴を持っているのでしょう。
追記:
七海ひろこ氏は25日、都内で会見を開き、2020年都知事選挙からの撤退を表明しました。
「マスコミでは22人の候補者のうち常に同じ5人のみが選ばれ詳しく報道されている。
マスコミによる世論誘導型の選挙に一石を投じたい」と語りました。
目次
七海ひろこ氏の学歴
七海ひろこ氏の学歴
- 慶應義塾女子高等学校卒業
- 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
ピカピカの才媛です。
特に慶應義塾女子高等学校の偏差値は77(「みんなの高校情報」調べ)。
しかも、七海ひろこ氏は、学生時代は成績も常にトップだったようです。
慶應卒というだけでも知的なイメージですが、成績がトップとはなおのこと素晴らしい。
本当に頭の良い女性なのでしょうね。
七海ひろこ氏のプロフィール
出生地 | 東京都中央区 |
主な経歴 | 元・(株)NTTデータ勤務 |
趣味 | ジョギング、読書、映画鑑賞 |
尊敬する人 | 坂本龍馬、光明皇后、松下幸之助 |
好きな言葉 | The sky is the limit. |
座右の銘 | 清濁併せ吞む、金は天下の回りもの! |
真面目で知的な女性という感じのプロフィールです。
ちなみに、七海ひろこ氏のNTTデータでの配属は営業部門。
NTTデータの営業部門は、行政や金融の基幹システムを創る事業です。
華やかな美貌の持ち主である七海ひろこ氏は、その容姿からオシャレで優雅な会社員生活を謳歌していたイメージがありますが、むしろハードなビジネスの世界に身を置いていたワケです。
そんなギャップも彼女の魅力の一つと言えそうです。
彼女の人生に転機が訪れたのは2009年。
それまで働いていたNTTデータを退職し、出家して「幸福の科学」に入信します。
その後、幸福の科学を母体として設立された政党「幸福実現党」に入党。
七海ひろこ氏の政治活動が始まったのはここからです。
七海ひろこ氏の政治実績
七海ひろこ氏は、今回の都知事選が始めての立候補ではなく、前回の2016年都知事選挙にも立候補していました。
結果は、28,809票を得たものの7位に終わり落選しています。
他にも2014年と2017年の衆議院議員選挙、2016年と2019年の参議院議員選挙にも立候補をしましたが、いずれも落選しています。
特に2016年は、同じ7月に衆議院議員選挙と都知事選挙の両方に立候補したので、選挙運動も大変だったと思われます。
七海ひろこ氏の政策と公約
七海ひろこ氏は、次の3つを政策の柱としてとらえています。
- 五輪延期後のビジョン
- コロナ第2波対策
- コロナ後の東京繁栄ビジョン
東京を改革する政策として以下の8つを掲げています。
- 年金、老後の不安は、安い税金で暮らしを豊かに。
- 子育て世代や若者が、働きやすく、暮らしやすく、将来に希望を。
- 安心、安全の防災都市、東京を!
- 中国への経済的依存を改め、産業の国内回帰を促します。
- 価値観を共存する国々と友好的な外交関係を築きます。
- 東京に一大交通改革を!
- 「努力家が必ず報われる社会」を実現します。
- 以前の選挙の政策
重要なものを掘り下げてみます。
東京五輪について
七海ひろこ氏は、東京五輪は2021年には必ず開催すべきだとしています。
2021年も開催が難しいならば、さらに延期をして、中止にせず必ず開催し、開催の方法を模索することを提唱しています。
既にチケット購入をしている観客や、出場権を獲得したアスリートや選手の心情を考えてのこと。
東京五輪は、東京都や日本だけに限らず世界に影響する課題なので、国やIOCとの協議を慎重に行うべきと考えているようです。
安心・安全の防災都市・東京
七海ひろこ氏は、重要な課題として首都直下型地震を見据えた震災対策を進めることと、台風等の増水時対策のインフラ整備を進めることを挙げています。
東京は世界でも随一の人口と経済規模を抱えている世界都市です。
東京の街が地震や気象災害で都市機能が麻痺してしまえば、多くの人に影響が出てしまいますし、人命にも大きく関わります。
特に地震はいつ起こるか予測できませんので、早急にインフラ整備を進めていくべきと考えているようです。
七海ひろこ氏の東京を変えるという意思が伝わる政策です。
また、カジノ誘致には反対の立場をとっています。
まとめ
- 七海ひろこ氏の学歴は慶應義塾女子高等学校、慶應義塾大学法学部政治学科卒業
- 七海ひろこ氏は大学卒業後にNTTデータに就職し、営業部門に勤務
- 2009年に出家し、幸福の科学が母体となって設立された幸福実現党に入党
- 2016年東京都知事選挙に立候補
- 2014年と2017年の衆議院議員選挙に立候補
- 2016年と2019年の参議院議員選挙に立候補
- 3つの政策の柱は・五輪延期後のビジョン、・コロナ第2波対策、・コロナ後の東京繁栄ビジョン
ラクダは考える
オシャレで美人な七海ひろこ氏は明るい笑顔が非常に魅力的ですが、経歴を掘り下げると真面目さと真っ直ぐな姿勢を感じます。
今回の都知事選でも、東京の明るい未来を創り上げようという、非常にポジティブな政策で改革を目指していることがわかります。
都の有権者に熱意が伝わるような、真っ直ぐな姿勢を変えずに臨んでいって頂きたいものです。
追記:
七海ひろこ氏は都知事選からの撤退を表明しましたが、告示後の辞退は認められないため今後も候補者として扱われます。
こちらの記事に詳しいです↓