コロナウィルスの感染拡大が一段落したと思われた6月、箱根に小旅行。
それとは知らず高級会員制リゾート・東急ハーヴェストクラブの施設のひとつ「VIALA箱根翡翠」に宿泊しました。
一休.com のサイトから、一泊2食付き大人37700円(税込)のプランを予約。
夕食は日本料理レストラン「一遊」の会席コース「いち遊」がセットされていました。
お料理の詳細をご紹介します。
目次
箱根翡翠レストラン「一遊」
レストラン「一遊」は会員制リゾート「VIALA箱根翡翠」のメインダイニング。
ロビー階からエレベーターまたは階段で1階に降りると、黒服の案内係が出迎えてくれます。
「いらっしゃいませラクダ様、お待ちしておりました。」のお言葉とともに席まで案内してくれました。
お金持ちたちの動向を観察すべく、歩きながらそれとなくと店内を見回します。
レストラン「一遊」内は広く、いくつかのコーナーに分かれています。
鉄板焼きや天ぷらのコーナーは人気があるらしく、このご時世ながら結構人が入っていました。
ほかに半個室スペースもあり、ご家族ご親族らしき一団の姿も。
きっと、東急ハーヴェストクラブの会員様たちに違いありません。うらやましい限りです。
席は窓側に用意されていました。
日が暮れる前は、アイキャッチの写真のように窓の外の池や滝を間近に見ることができます。
また上の写真のように、照明を落とした店内はシックで高級感たっぷり。
さすがに会員制リゾートのメインダイニングだけのことはあります。
やや照明が暗すぎて、ラクダ夫婦の目にはメニューが見えづらく、飲み物をオーダーするときに難儀しましたがそれはお店のせいではありません。
ラクダ夫はビール、ラクダはせっかくなのでシャンパンをオーダー。「キュペルリー」という銘柄で一杯1980円です。
えっ、という顔でこちらを見るラクダ夫。
グラスに注がれたシャンパンはさすがでしたが、90mlとはお値段の割にちょっと量が少ないのではないでしょうか。
いいえ文句は言えません。ここは富裕層御用達のお店なのです。受け入れるべきでしょう。
レストラン「一遊」の会席「いち遊」コース詳細
会席ディナーコース「いち遊」は、一休.comで予約した一泊2食付き37,700円のプランに含まれています。
本来の価格は11000円(税込)。全8品から成るコースメニューです。
このように横に長〜い献立がすでに席に置いてありました。
(一)箸染
蓮の葉で蓋をされた奥のガラスの器には焼きナスと胡麻豆腐、湯葉、キャビア、二十日大根などを山椒と出汁で味付けしたもの。
手前は「梅香和え」。ハモ、タコ、白芋、きゅうりなどを梅の香りのするソースであえてあります。
とても爽やかで初夏らしい味わい。
(二)椀
「吉野仕立 陸蓮根すり流し」
アワビ、「炙り水無月真薯」、白木耳、茗荷、柚子が入っています。
鶯色というのでしょうか、とても色がきれいです。
蓋とお椀の質感の違う器で。
(三)造里(つくり)
本日のお造り。
メニューには「あしらい一式」としか書かれていません。
マグロとイカと白身のお魚、なんだっけ(爆)鯛の一種だったと思います。(笑)
土を思わせる質感の器も素敵。
(四)焚合(炊き合わせ)
小芋、エビ揚げ煮、冬瓜、鳴門穴子、木の芽。
エビがプリプリでした。これだけで結構ボリュームがあります。
(五)焼物
鮎の塩焼き。頭から尻尾まで全て食べられます。
外はカリカリで中はふわふわ。火の通り加減も素晴らしい。
真ん中に見えるオレンジ色はサワガニです。これも殻ごと完食。
なお、追加料金1650円で国産牛フィレステーキ、2750円で黒毛和牛サーロインステーキに変更できます。
(六)揚物
太刀魚アスパラベーコン巻き。
右に見えるつゆを使うか添えられた塩につけて頂きます。
かなりのボリュームでラクダはお腹いっぱいになりました。
(七)食事
土鍋で炊いたご飯と赤出汁、香の物。
土鍋のせいか、ただのご飯とは違う美味しさでした
ペロリと完食するラクダ夫婦。
(八)水菓子
デザートは2種類。
「酢橘のゼリー寄せ」は桜桃、びわ、青梅とともに。涼しげでとても爽やか。
右のアイスクリームは抹茶ではなくバジルです。
それほど甘くなく、香りが素晴らしかったです。
なお、このレストランの単品メニューからルームサービスの夜食をオーダーできます。
ラクダ夫が「まだお腹に余裕がある」とのことだったので生ハムとチーズ、沢蟹をお願いしました。
食事中に部屋に入れておいてくれます。
2時間近くかけてゆっくり食事を済ませると、辺りのお客様はほぼ誰もいなくなっていました。
美味しいお料理と行き届いたサービスにすっかり満足してお店を出たのでした。
レストラン「一遊」の感想
レストラン「一遊」のお料理は、一品一品どれも本当に手がかかっているのが見て取れました。
6月上旬という、新緑の美しい時期の箱根らしい季節感あふれる演出も見事です。
サービスもゆとりがあり、料理の説明もとてもていねい。
コロナウィルス対策もしっかりと行われていました。
また、お皿の進行具合をちゃんと把握しているようで、急がせるわけでもなく間が開きすぎることもなく、快適に食事ができました。
再オープンしたばかりでしたし、平日で空いていたせいもあるかもしれませんが、サービスについては非の打ち所がないと感じました。
なお、11000円コースの上には「匠」コース14300円、黒毛和牛がメインの特選会席コース17600円のコースもあります。
懐に余裕のある方はぜひトライしてみて下さいませ。
今回のプランは一休.comから予約したものです。
これだけのクォリティのディナーと美味しい朝食がセットされて37700円は、箱根というメジャーな観光地にしては比較的リーズナブルな感じがします。
ディナーコースだけでなくホテルそのものも満足度が高かったので、ぜひまた足を運びたいものだと思いました。
今回の一泊旅は、一休.comから予約しました。
一休.comは、コロナウィルスで打撃を受けた観光業界を政府が支援する「Go To キャンペーン」事業に参加しています。
この機会にぜひご利用してみてはいかがでしょうか。
一休.comのサイトはこちらから↓
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