「駿台予備校」。
この固有名詞を聞いたとき、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?
「駿台って東大とか慶應とか受ける人が行くところでしょ。私には無理ムリ」
「どーせ国立なんか行かれねーし。駿台とか関係ねーわ」
「平凡な成績のウチの子なんか、駿台に行ったって相手にされないんじゃないかしら‥」
‥な〜んて思っちゃっているのでは?
それ、全て思いこみです!
本記事では、「駿台予備校」が持つ一般的なイメージと実際の受験実績とのギャップを徹底的に調査。
- 駿台予備校は難関大学だけでなく中堅大学にも幅広く合格者を出している
- 一般的な受験生にとってハイレベルすぎるということはない
この2点についてお伝えして参ります。ご参考になれば幸いです!
目次
駿台予備校の持つイメージ
駿台予備校には、なんだかキラキラしたエリートっぽいイメージがつきまとっています。
だいたい、以下のような感じではないでしょうか。
イメージ
- 東大などの旧帝大や東工大など難関国立大学への華麗な合格実績を持つ
- 国立大学医学部・有名医科大学への華々しい合格実績を持つ
- 早稲田や慶應など高偏差値大学へのゴージャスな合格実績を持つ
- カリスマ有名講師陣がものすごくハイレベルな授業を展開している
- よって超優秀な受験生でなければ授業についていけない
なんせキャッチコピーが、あの有名な「第一志望は、ゆずれない」。
いかにも頭の良さそうな女の子がキリッと前を見すえる、毎年のポスターでもおなじみですよね。
なるほど彼女ならどんな大学でも余裕で受かっちゃいそうです。いえよく知りませんがそんなイメージ。
さて実際のところはどうなのでしょうか。
2021駿台予備校の大学合格実績
難関大学合格実績
ちなみに2021年の駿台予備校の難関大学への合格実績は以下の通りです。(2021年7月31日時点)
- 東京大学:1,474名
- 京都大学:1,432名
- 大阪大学:952名
- 慶應義塾大学:2,887名
- 早稲田大学:3,738名
- 東京理科大学:4,490名
「ホラ〜難しいところにばっかいっぱい入ってるじゃん!」
「やっぱり僕/オレ/私/ウチの子なんて‥_:(´ཀ`」 ∠):」とガッカリする前に次のデータをご覧ください。
中堅国公立大学合格実績
以下は、中堅と目される国立大学への合格実績です。(偏差値はポータルサイト「みんなの大学情報」より)
大学名 | 偏差値 | 駿台予備校発表2021合格実績 |
埼玉大学 | 47.5〜60.0 | 128名 |
電気通信大学 | 57.5〜60.0 | 126名 |
新潟大学 | 45.0〜65.0 | 111名 |
岐阜大学 | 47.5〜62.5 | 98名 |
徳島大学 | 40.0〜62.5 | 95名 |
滋賀大学 | 45.0〜57.5 | 80名 |
表に上がっているのはどこも地域の中核となる国立大学ばかりであり、合格するのはもちろん大変。
ですが、偏差値67.5〜72.5の東京大学や60〜72.5の京都大学などと比べるとわりと身近に感じられると思いませんか?
さらに、
大学名 | 偏差値 | 駿台予備校発表2021合格実績 |
京都工芸繊維大学 | 52.5〜57.5 | 190名 |
東京海洋大学 | 50.0〜60.0 | 68名 |
山陽小野田市立山口東京理科大学 | 45.0〜57.5 | 59名 |
高崎経済大学 | 52.5〜55.0 | 50名 |
などなど、こうした「知る人ぞ知る」タイプの国公立大学にも少なくない数の合格者を出していることがわかります。
中堅私立大学合格実績
私立大学はどうでしょうか。
大学名 | 偏差値 | 駿台予備校2021合格実績 |
近畿大学 | 45.0〜62.5 | 2461名 |
日本大学 | 37.5〜57.5(医学部除く) | 1948名(医学部合格者を除く) |
芝浦工業大学 | 50.0〜60.0 | 1643名 |
千葉工業大学 | 45.0〜52.5 | 1213名 |
東洋大学 | 42.5〜60.0 | 1182名 |
東京都市大学 | 42.5〜57.5 | 621名 |
東京農業大学 | 40.0〜52.5 | 526名 |
東京電機大学 | 47.5〜55.0 | 442名 |
大阪工業大学 | 45.0〜50.0 | 424名 |
表に出した大学は、それぞれ人気のある学校ですので簡単に合格できるというわけではありません。
それでも、62.5〜70.0の早稲田大学や60.0〜72.5の慶應義塾大学の合格偏差値と比べると親しみやすい数字といえましょう。
意外にも駿台予備校は、このように比較的庶民的な偏差値の大学にも多くの合格者を出していたのでした。
アレ、このくらいなら僕/私/ウチの子でも手が届くかも‥と思われたんではないでしょうか!(^○^)
駿台予備校は100年近く積み上げてきた受験ノウハウを持っています。
難関大学はもちろん、国立や私立中堅大学など、どんな大学でも合格を目指すことができるといえそうです。
駿台予備校の公式ウェブサイトはこちらから↓
駿台予備校の中堅大学合格者の口コミ評判
年間2350万人が利用する塾・予備校検索サイト「塾ナビ」から、中堅〜中堅上位大学に合格した駿台予備校卒業生の声を拾ってみました。
イマイチだったとの声
一部の講師はテキストの内容だけの授業で、補足が足りず不満。
最後まで先生とうまく信頼関係が結べなかった気がする。
講師は当たり外れが大きい。
親とのコミュニティがあまりなく、本人任せなところが少々不安ではある。
「イマイチ」の口コミとしては、駿台予備校の良さは認めつつも、システムを完全に利用しきれなかったとの声が多く聞かれました。
よかったとの声
クラス担任制で一定時期ごとに面談があり、フォローが充実していた。
こちらの事情にも配慮し、親身に相談にものって頂き、結果第一志望ではありませんでしたが志望大学に合格できてよかった。
経験の豊富な講師が多く、各教科の内容以外にも受験のためのノウハウやテクニック的なことを教えてもらったのはよかったと思います。
選んだ教科がすべて一番難しい学校用の教科だったみたいで、ついていくのに苦労してました。でも、先生の教え方や後からの聞きに行ったときにちゃんとわかりやすく教えて頂いたので、今、その教科では苦労してないです。
講師に相談にのってもらうことも多く、指導方針も比較的しっかりとしていた。
「よかった」口コミの方がずっと多いです。
わかりやすいテキストと的確な指導、強力な受験ノウハウ、担任制による手厚いフォロー体制など、「さすが駿台予備校」といった感じの投稿が目立ちました。
まとめ
- 駿台予備校にはエリート受験生専門予備校のようなハイソなイメージあり
- 難関国立大学だけでなく中堅国公立大学や私立の中堅大学にも安定した合格実績を出している
- 中堅クラスでも、上位クラスと同じように的確な受験指導や親身なサポート体制を受けられるとの口コミ
- 駿台予備校の持つ100年近い受験ノウハウの積み重ねにより、どのような大学でも合格へと導くことが可能
駿台予備校の持つイメージギャップというか、エリート予備校というイメージとは裏腹な、地に足のついた受験実績についてお伝えしました。
駿台予備校は、そのキラキラしたイメージとは違い、多くの一般的な受験生にも対応可能な幅広いノウハウを持っているようです。
まずは一度、説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか?
進路アドバイザーにより、駿台予備校の強さの秘密や受講の仕組みやなどの説明が受けられます。
また、説明会終了後には「個別相談」や「校舎見学」も可能。
この機会にぜひ駿台のエッセンスを体験してみてくださいね!(^○^)