東京都知事選挙に届出順一位で立候補した山本太郎氏。
現在、れいわ新選組代表として活動している彼は、過去には俳優として芸能界で活動していました。
「カイジ」「バトルロワイアル」などでの出演を覚えている方も多いのではないでしょうか。↓
さて、そんな山本太郎氏の収入は果たしてどれくらいなのでしょうか?
芸能人時代と政治家として活動する現在の金額を比較してみました。
目次
山本太郎氏の芸能人時代の収入
芸能人の方々の収入を推し量るのは一般人にはなかなか難しいもの。
山本太郎氏の芸能人時代の収入についても、正確な情報が限られており、実際の詳細は不明です。
ただ、判明している情報から推測することはできますのでトライしてみました!
高校生で芸能界にデビューした山本太郎氏ですが、最初から芸能界一筋で仕事をしていたわけではありません。
2012年に彼は太陽光発電設備の販売や施工を行う企業「ソーラーリフォーム社」に入社しています。(3ヶ月で退社)
山本氏は、「その時(会社員時代)には俳優としての仕事が減り、収入が10分の1に減った」と語っています。
一般的なリフォーム会社の収入は平均で年収500万円前後が相場とされます(indeed調べ)。
この金額を月収に改めると、30~40万円というあたり。
山本氏の「芸能人時代はその10倍稼いでいた」という言葉をそのまま計算すると、月収にして300~400万円、年収では、5000万円ほどの金額の収入を芸能活動で得ていたということになります。
実際は、リフォーム会社に新入社員として入社しているのなら、当時の年収は500万円に満たないのかもしれません。
それでも一般サラリーマンの10倍の収入が若くして得られるとは、芸能人の皆さんの懐具合はすごいですね!
山本太郎氏の政治家としての収入
山本太郎氏の参議院議員時代の収入
山本氏は、2013年7月に東京選挙区から参議院議員選挙に出馬し当選しました。
参議院議員時代の収入は、かなり得ていたと考えられます。
国会議員の平均年収は、約2200万円で、歳費と期末手当に分けられます。
内約として、歳費、いわゆる月給は約130万円程で、期末手当、いわゆる賞与は635万円です。
(転職比較情報サイト「Career-picks」調べ)
これらの情報から、山本太郎氏は2013年から6年間の任期中で1億3千万円の金額を得ていたと推察されます。
山本太郎氏の参議院選挙落選後の収入
現在の山本太郎氏は、れいわ新選組の党代表です。
しかし、昨年の参議院議員選挙に落選しているので国会議員ではありません。(れいわ新選組からは木村英子氏、ふなごやすひこ氏の2名が当選)
2019年7月から今年2020年6月までの収入については情報は限られており、詳細は不明。
実質的には無職に近い状態だと思われます。
実際、2019年11月24日に配信されたネット記事「日刊SPA!」で、山本氏は「参院選落選後に議員宿舎を出ることになり、1ヶ月半の間住所不定だった」と語っています。
この辺りの経験もまた、彼のリベラルな政治信条の源となっているのかもしれません。
山本太郎氏の著書から印税収入ありの可能性
山本太郎氏は、執筆活動も行っています。
芸能人時代の代表作として、「母ちゃんごめん 普通に生きられなくて」(1998年)があります。
また、参議院議員時代には、3部作「みんなが聞きたい安倍総理への質問」(2016年)、「山本太郎 闘いの原点:ひとり舞台(2016年)、「僕にもできた国会議員」(2019年)を出版。
2019年末には、党代表として「あなたを幸せにしたいんだ」を出版するなど、多くの著書を執筆しています。
このように、山本太郎氏は多くの著書があるので、それなりの印税収入を得ているものと推測されます。
山本太郎氏の収入の比較
山本太郎氏の芸能活動時の収入と現在の収入との金額の違いはどのようなものでしょうか?
前述の通り、芸能活動時の年収は推測で5000万円程と考えられ、参議院議員時代は、2200万円程とその差は歴然としています。
実際にこのような収入を得ていたとするならば、国会議員より、俳優として活動していた時の方が収入は多く、2倍以上であったということに。
参議院議員落選後は実質無職であることから、前述の、著書による印税収入で減額分を賄っている可能性はあります。
やはり、芸能活動をしていた頃が最も収入が高かったということになりそうです。
まとめ
- 山本太郎氏の芸能活動時年収は推定〜5000万円程度
- 山本太郎氏の会社員時代の年収は一般サラリーマン並み・推定300〜500万円
- 山本太郎氏の参議院時代の年収は2200万円
- 芸能人時代と参議院議員時代の年収は2倍以上の開きあり
- 参議院選挙で落選してからは実質的に無職
- 多くの著書の印税収入ありと推察
ラクダは考える
山本太郎氏の年収は、私たち一般人から見ると高収入そうと感じますが、決して楽をしていたわけではないとわかります。
東日本大震災の原発事故を機に、これまで積み上げてきた俳優としての地位を犠牲にして政治活動に入った山本氏。
「脱原発」をモットーに、収入よりも自らの信念を選んだ正義感溢れる人だといえそうです。
さらに参議院議員の任期満了後の2019年以降も、収入が激減することも厭わず脱原発を市民に訴えかけて活動しており、決して自分の生活が豊かになるために高収入を欲するタイプの人ではないといえます。
来たる7月5日の東京都知事選挙でも、ご自分の思想を前面に出して戦っていかれることでしょう。
あと2週間の選挙活動、引き続き注目です。
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