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小池百合子氏の原点・父親の小池勇二郎氏とはどんな人?カイロで有力者との人脈を築けた理由とは

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小池百合子氏の原点・父親の小池勇二郎氏とはどんな人?カイロで有力者との人脈を築けた理由とは

6月12日に2020年東京都知事選挙への立候補を表明した小池百合子氏。

華やかな容姿や経歴をベースに、都民の人気と高い支持率に支えられて、早くも当選間違いなしとの声が多く聞かれます。

 

小池氏の経歴はちょっと変わっています。

1972年エジプト・カイロ大学に入学、1976年に卒業したとされています。(現在、小池氏のカイロ大学卒業についていくつかのメディアが疑惑を報じています)

そもそも今から50年近くも前のエジプトに、女の子を留学させようと思い立ったご両親、特にお父さんは一体どんな方だったんでしょうか?

さっそく調べてみました!

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小池勇二郎氏(百合子氏の父)の経歴と交友関係

小池勇二郎氏の経歴

選挙ポスター用の掲示板

小池百合子氏の父・勇二郎氏は1922年生まれ、2013年没。

その経歴は波乱万丈というか豪胆というか、関西の商人らしい逞しさに満ちています。

簡単にまとめてみました。

  • 大正11年(1922年)神戸にて出生
  • 元海軍中尉
  • 満洲国有鉄道経理部所属
  • ペニシリンなどを扱う闇市で財を成す(小池百合子「オヤジ」文藝春秋2008年6月号)
  • 石油を扱う貿易会社を複数経営
  • エジプト、サウジ、クウェートなどアラブ諸国の指導者層と人脈を形成(週刊ポスト・2017年3月発行)
  • 三島由紀夫に傾倒、「楯の会」の若手と交流(同)
  • 30代で関西経済同友会幹事を務める
  • 石原慎太郎氏の政治団体「日本の新しい世代の会」関西地区責任者となり当選を支援(1968年)
  • 第32回衆議院議員選挙に旧兵庫2区から選挙に出馬し落選(1969年)
  • 経営する会社が資金繰りに行き詰まり倒産
  • 百合子氏カイロ大学へ(1972年)
  • 勇二郎氏カイロで日本料理店「なにわ」を経営
  • 20年以上にわたり現地にてアラブ人脈を温める
  • 帰国後90歳で逝去(2013年)

小池勇二郎氏の交友関係

持ち前のバイタリティと才覚・時代を読む鋭い嗅覚で進む道を切り開いていく、尽きないエネルギー。

特に、素早く「石油」に目をつけて実際にアラブ諸国を渡り歩き、太い人脈を築くなど、並大抵のことではありません。

小池百合子氏の原点は、まさにお父さんの生き方そのものにあったんですね

 

また、注目されるのは石原慎太郎氏との交流。

勇二郎氏は石原氏を支援したけれど、見返りが得られなかったというようにも読み取れます。

石原氏とはお父さんの時からの因縁があったんですね‥。

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小池勇二郎氏のカイロでの活躍ぶり

小池勇二郎氏が百合子氏の学歴詐称疑惑に関与?

ところで、昨今小池百合子氏のカイロ大学卒業との学歴に疑問符がついて回っているという記事が散見されます。↓

「『カイロ大学卒業は嘘』小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑 元同居人が詳細証言」(週刊文春6月4日号・5月27日発売)

「小池都知事を東京地検に経歴詐称疑惑で刑事告発 カイロ大学は疑惑を否定」(6月10日・週刊朝日)などなど。

 

特に詳しいのは、6月12日にJBpressに掲載された、鶴岡裕之氏による浅川芳裕氏へのインタビュー記事「カイロ大『小池氏は卒業生』声明の正しい読み解き方」です。

この記事では、百合子氏の父親である勇二郎氏の人物像が非常に詳しく語られています。

勇二郎氏のカイロでのサポート

曰く、現地の実力者との太いパイプを駆使し、百合子氏のカイロ大学生活をサポートしたとのこと

「小池百合子氏が入学したのは1973年で、2年生への編入だった」「権力者の後ろ盾がなければ2年生への編入はありえない」と書かれています。↓

──学歴詐称疑惑の引き金となった石井妙子氏による「小池百合子『虚飾の履歴書』」(『文藝春秋』2018年7月号)でも、ハーテム氏が登場しますね。同居女性が「小池氏が入学したのは1973年10月で、2年生への編入だった。小池氏は『父がハーテム氏に関西学院の数カ月間とカイロ・アメリカン大学の数カ月間を足して1年間とみなしてくれと頼んで認められ、授業料も入学金も無料になった』と喜んでいた」と証言しています。(6月12日・JBpress)

カイロ大学に入学(編入?)が認められた時、百合子氏はまだ20〜21歳のお嬢さん。

いくら頭が良くても、ご本人は現地の有力者との人脈など持っているわけがありません。

ここは、やはりお父さんが愛娘のために一肌脱いだと見るのが自然

父親の大きく深い愛情を感じますね!

まとめ

東京都第一本庁舎

  • 小池百合子氏の父・勇二郎氏は戦後の闇市から身を興し、一代で財を成した
  • 早くから「石油」に目をつけ、石油を扱う会社を複数経営
  • エジプト、サウジアラビアなどアラブ諸国の大臣クラスとの太いパイプを形成
  • 政治に傾倒し、第32回衆議院議員選挙に出馬するも落選
  • 経営する会社が傾き、一家で神戸から東京へ
  • 長女・百合子氏のカイロ大学入学・学生生活をサポート
  • 百合子氏が帰国した後もカイロに留まり現地の高位層との人脈を温める
  • 帰国後、90歳で大往生

(勇二郎氏は)大言壮語を絵に描いたような人だったらしい、とポストセブンは書いています。↓

交友があった右派の政治団体幹部がその人となりを振り返る。

「小池勇二郎さんねぇ……。自称・元海軍将校で戦争中にアジア解放の使命を軍部に命じられ、戦後になっても一部政治家、元高級軍人らからの密命を帯びて世界中を飛び回っていたと。喋ってることのすべてがそんな調子だから、どこまで本当なのかは分からない。

で、大風呂敷の合間に『この事業に投資しないか』みたいな話が出てくる。娘の百合子さんをカイロ大学で学ばせたのも、彼に言わせると、『自分が新たな大東亜共栄圏建設のために、世界中を歩いた結果のコネクション』なんだとか。まァ、話半分に聞いてましたよ」(2017年3月・週刊ポスト)

勇二郎氏の豪快な性格は、百合子氏にしっかりと受け継がれていると言えそうです。

ラクダは考える

昨今メディアに取り上げられることの多い、小池百合子氏の「学歴詐称疑惑」を解く鍵は、もしかすると勇二郎氏が握っていたのかもしれません。

でも、それも昔のこと。

カイロ大学の声明とともに、今回もまた疑惑は消えていくのでしょう。

 

日本には「運も実力のうち」という言葉があります。

誰かが何かを成し遂げた時、成功を収めた時、運が味方するならそれもまたその人の実力の一部であると。

もしも小池氏の学歴が今ひとつ不確かなものだったとしても、20世紀の半ばにアラブ諸国の大臣クラスの人々と太いパイプを作ることのできる父親を持って生まれたことこそが、小池氏の実力と言えるのかもしれません。

 

だからといって都のトップの学歴が定かでないというのもありえない話。

ここは、より深く論じた書物を読み解くのが吉です。

 

小池百合子氏の何度目かの「学歴詐称疑惑」は、まさに2020年東京都知事選挙の告示を控えた絶妙なタイミングで起こりました。

ジャーナリスト石井妙子氏の著書「女帝・小池百合子」(文藝春秋刊)の発売と呼応するように発表された週刊文春の記事とともに。

1100万人を超える東京都の有権者はどのように判断するのでしょうか?

「女帝 小池百合子」、必読です!

 

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