厄介者のカメムシ。
たまに大量発生することがあり、対策に困ることも。
対処方法を調べてみました。
カメムシと対峙する際の注意事項
カメムシに相対する時の注意事項を挙げてみました。
カメムシ駆除のポイント
- カメムシの悪臭は自らの身を守るためのもの
- カメムシを驚かせると高い確率で悪臭が放たれる
- カメムシは暖かい場所を好む
- 日当たりの良い洗濯物はカメムシの大好物
- カメムシを掃除機で吸い取るのは厳禁
カメムシ退治は、以上のポイントをもとに作戦を立てるべきです。
何よりも困るのは家の中で悪臭を発せられること。
決して彼らを驚かせてはなりません。
一匹だけならティッシュペーパーでそっとくるんで退去していただくのが有効。
ガムテープにくっつけて駆除する方法もありますが、失敗してつぶしてしまうと手や家具にあの臭いが。
十分に注意が必要です。
掃除機で吸い取るのはぜひやめましょう。
掃除機の中が臭うようになり、掃除のたびに部屋中に臭いが広がります。悲劇です。
カメムシは暖かい場所が好き。
しかも白い色を好むので、日当たりの良い場所に干されたタオルやシャツなどの洗濯物によくくっついているわけです。
これからの時期は、そのような洗濯物をを取り込む時にはよく振るなどして注意する必要があります。
カメムシの悪臭は強烈で、自分自身が気絶したり、密閉空間では死亡してしまうことすらあるのです。
まさに彼らにとっても最終兵器と申せましょう。
カメムシと対峙する時は、それ(悪臭)を使わせないことこそが作戦の要となります。
ペットボトルを使ったカメムシ撃退方法
ツイッター上では、カメムシと闘う勇敢な人々の作戦が公開されています。
中で多くの人が勧めているのがペットボトルを駆使した作戦。
数が少ない時は特に有効です。↓
https://twitter.com/oskwa4life/status/1267445643531804673?s=21
https://twitter.com/necochanxx/status/1267444134022803456?s=21
お分かり頂けるでしょうか。
窓に張り付いたカメムシにペットボトルの口をあてがい、中に落とし込んで逃げられなくする工夫です。
ペットボトルの中には中性洗剤を入れておきます。
最初に考えついた方をただ尊敬するものであります。
カメムシ撃退に有効な薬剤
ここから先は、ペットボトル越しであっても彼らと直に対決するのはイヤ、というあなたへ。
凍結スプレー
カメムシは家の中で殺さないのが重要なので、まずは凍らせて動きを止めるのが有効です。
瞬間的に凍らせる凍結スプレーは、平和裡にお引き取り頂くために大いに役立ってくれます。
動きが止まったら、息を吹き返す前に屋外に退去していただきましょう。
決してそのまま家の中のゴミ箱に捨ててはなりません。
燻煙タイプ殺虫剤
ペットボトルなどで対処できないほど大量にいる場合には、平和的に解決することはできません。
本気で闘うしかありません。
まずは燻煙タイプの殺虫剤で数を減らします。
この商品は火災報知器に反応しないタイプ。
きっと役に立ってくれるはずです。
一般殺虫剤
窓際や換気扇まわりなどに生息している者どもは燻煙タイプでも生き残る場合があります。
一匹残らず駆逐するためにはスプレー式も活用しましょう。
あなたの健闘を祈ります。
カメムシを家の中に入れない方法
このように手強いカメムシたち。
何よりも有効なのは、そもそも家の中に彼らを侵入させないことです。
窓の隙間を塞ぐ
カメムシは、わずか2㎜の隙間から侵入可能。
窓や網戸の隙間から簡単に入っってきます。
まずは隙間テープなどでしっかり密閉しましょう。
ハッカ油
カメムシはミントの香りが苦手です。
ハッカ油を混ぜたミントスプレーを作って窓辺にまいておくのは良い方法。
水にハッカ油10〜20敵くらいたらせば出来上がり。
オイルとスプレーがセットになったものもあります。
こちらは虫除けスプレー。
天然成分のものは小さいお子さんにも使えます。
このような文明の利器を使ってカメムシの季節を乗り切りたいものです。
まとめ
- カメムシは刺激によって悪臭を放つ
- 彼らを驚かせないことが大切
- 決して掃除機で吸わないこと
- 数が少なければティッシュペーパー・ガムテープ・ペットボトルで対処
- 凍結剤で気絶させて追放が吉
- 数が多ければ殺虫剤で闘う
- そもそも家に入れないのが最大の防御
快適な家の中に一匹でもカメムシがいると、途端にあの臭いが脳裏をよぎり、なんとしても倒したくなるのが人情というもの。
でも、彼らも好きであのような臭いを出すわけではないのです。
まずは家の中に入れないこと、入ってきてしまったらできるだけ穏便に対処し、お引き取りいただくのが最善なのです。
あなたができるだけご自身の手を汚さずに、彼らと離れることができるよう祈っています。
ここまでお読み頂いてありがとうございます。