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2020自民党総裁選挙に出馬する政治家の顔ぶれと評判まとめ|対中国・保守orリベラル・経済政策は?

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2020自民党総裁選挙に出馬する政治家の顔ぶれと評判まとめ|対中国・保守orリベラル・経済政策は?

2020年自民党総裁選挙に向けた動きが活発化してきました。

状況は刻一刻と変わりますが、8月30日現在の総裁選立候補予定者、またはその可能性のある方々の特徴や評判をまとめてみました。

国民として気になる点は主に「対中国」「保守orリベラル」「経済政策」あたりでしょうか。

 

なお、現時点で麻生太郎副総理は出馬しないことを明言していますので、以下の8人についてお伝えします。

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2020自民党総裁選出馬に意欲をみせる政治家

自民党総裁選挙出馬に意欲をみせる政治家は以下の4名です。(50音順・敬称略)

  • 石破茂
  • 岸田文雄
  • 下村博文
  • 野田聖子

石破茂氏

ポイント

  • 防衛庁長官・防衛大臣・農林水産大臣・自民党政務調査会長などを歴任
  • 親中派・習近平主席国賓招待に前向き
  • 靖国神社に参拝せず
  • 「憲法改正よりエネルギーをさくべき問題がある」
  • 「女系天皇」容認
  • 財政緊縮路線

「次の総理大臣希望アンケート」があれば必ず最上位に位置するこの人。

独特の風貌と、腕組みしながら話す評論家のような周りくどい語り口が特徴です。

ご覧のように政治的スタンスは明らかにリベラル。

党内野党として常に安倍首相を背後から批判してきた石破茂氏は、当然首相や盟友の麻生氏とは不仲。

最近では二階幹事長と近い関係を築き、今度こそはと総裁選勝利に意欲を燃やしているようです。

岸田文雄氏

ポイント

  • 自民党政務調査会長・内閣府特命担当大臣・外務大臣・自民党国会対策委員長などを歴任
  • 香港国家安全法非難決議をまとめ
  • 習近平主席国賓招待「中止を要請せざるを得ない」
  • 靖国神社に参拝せず
  • 「女性宮家」「女系天皇」に否定的
  • 財政緊縮路線

安倍総理が後継者として引き上げてきた人ですが、やや発信力が弱いのが難点。

外務大臣時代は無難に職務をこなしていましたが、党務を担うようになってからは一部国民に忘れられつつありました。

特徴がないのが特徴といった方でしたが、最近になって香港国家安全法非難決議をまとめるなど一定の存在感を示しつつあります。

二階幹事長との折り合いがよろしくなく、どこまで党内の支援を得られるかが焦点です。

下村博文氏

ポイント

  • 文部科学大臣・内閣官房副長官・第7代自民党選挙対策委員長などを歴任
  • 習近平主席国賓招待に慎重
  • 8月15日に靖国神社参拝
  • 憲法改正に賛成
  • 原発ゼロ政策に反対
  • 「女性宮家」創設に反対

文部科学大臣の下村博文氏の政治スタンスは保守的。

小学生の時にお父様が事故で亡くなり、交通遺児育英会の奨学生1期生となって高校・大学を卒業した苦労人です。

日米関係を重視し、普天間基地の辺野古移設に賛成の立場。

2019年は大学入試制度の変更が後手に回って混乱を招き、受験生の不興をかいました。

野田聖子氏

https://twitter.com/kumayome2018/status/1299682390386769920?s=21

ポイント

  • 郵政大臣・内閣府特命担当大臣・総務大臣・自民党総務会長などを歴任
  • 2015年、南沙諸島をめぐるアメリカと中国の対立について「日本は直接関係ない」と発言
  • 2017年以降、靖国神社への参拝は見送り
  • 選択的夫婦別姓制度に賛成
  • 2017年「女性天皇が認められない理由明確にすべき」と発言

初の女性首相への意欲をみせる野田氏。

自民党総裁選のたびに名前が挙がりますが、派閥に所属しないため党内基盤が弱く、なかなか思うに任せない様子です。

今回は二階幹事長に、総裁選への出馬のための推薦人の紹介支援を要請しました。

政治的スタンスはかなりリベラルで、どちらかというとアメリカよりも中国との関係性を重視しているように見えます。

また、日本ユニセフ会やアグネス・チャン氏とともにNPO法人「ひまわりの会」を立ち上げるなどの活動も積極的。

「女性天皇」についての彼女の発言には、もしや「女系天皇」との区別がついていないのかな?と思わせられたりします。

ココがポイント

女系天皇とは、皇位継承において父方ではなく母方に天皇家のルーツを持つ天皇のこと。男女に関わりなく歴史上まだ一人も存在しないとされる

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2020自民党総裁選出馬を示唆する政治家

総裁選立候補を明言してはいないものの、出馬を示唆する発言をしている政治家は以下の方々です。

  • 稲田朋美
  • 河野太郎
  • 菅義偉
  • 茂木敏充

稲田朋美氏

ポイント

  • 防衛大臣・内閣府特命担当大臣・国家公務員制度担当大臣・自民党政務調査会長を歴任
  • 習近平主席国賓来日の中止を求める決議案をまとめた外交部会に出席・理解を示す
  • 2020年8月15日靖国神社参拝
  • 財政再建・緊縮路線で知られる
  • 「皇位は男系による継承を堅持すべき」(2019年・NHK)

野田聖子氏と同じく初の女性首相への意欲を持つ稲田朋美氏。徐々に出馬への意欲を高めている様子です。

野田氏と違い、政治的スタンスは明らかに保守寄り

とはいえファッションセンスはさにあらず。国会に網タイツ姿で現れたのは有名です。

かと思えば、防衛大臣としてアメリカのマティス国防長官とともに出席した自衛隊式典でタイトスカートにピンヒールという出で立ちで出席。

また、ハイチに出動する自衛官とともに謎の麦わら帽子を被って写真におさまっていたのは特に印象的でした。

批判を浴びたのか、最近ではだいぶこなれた常識的な装いに徹しているようです。

河野太郎氏

ポイント

  • 現防衛大臣・外務大臣・国家公安委員会委員長・自民党幹事長代理・総務大臣政務官などを歴任
  • 父は「河野談話」で名を残した河野洋平氏
  • 香港国家安全法制定に際し、習近平主席の国賓来日に重大な影響ありと言明
  • 靖国神社に参拝せず
  • 経済政策はアベノミクス路線
  • 英語が堪能・通訳なしで実務がこなせるレベル
  • 「女系天皇」容認発言

河野太郎氏は自他ともに認めるツイッター名人。フォロワーは164万人を超え、さらに増え続けています。

若者に人気が高く、また防衛大臣として中国や韓国に「言うべきことは言う」姿勢なため、保守層にも人気があります。

ただ政治スタンスはご覧のようにどちらかと言うとリベラル寄り。

ツイッターでも、ご自分に批判的な意見のアカウントは容赦なくブロックするため、首相として国を率いるだけの「人間の器」に疑問を呈する人もいます。

最近は「女系天皇」容認とも取れる発言で保守層からの批判を浴びました。

菅義偉氏

ポイント

  • 内閣官房長官・拉致問題担当大臣。総務大臣・内閣府特命担当大臣・郵政民営化担当大臣などを歴任
  • 習近平主席国賓来日中止を求める決議に対しては「真摯に受け止める」と回答
  • 憲法改正に賛成
  • 靖国神社に参拝せず
  • 「女性宮家」創設に反対・「女系天皇」に対しては「慎重に検討」と回答
  • 経済成長を重視するアベノミクス路線

30日になって総裁選への出馬を固めたと報道される菅氏。

早くも大本命では?との声が聞かれます。

菅氏は官房長官ですので、菅氏個人の政治家としてのスタンスは最近の発言からは読み取れません。

これから総裁選において政策などを表明していくと見られます。

長く安倍政権を支えてきたことから、拉致問題や経済政策では安倍首相のスタンスを踏襲するのではとみられます

茂木敏充氏

ポイント

  • 現外務大臣。内閣府特命担当大臣・経済再生担当大臣・自民党政務調査会長・自民党選挙対策委員長などを歴任
  • 習近平主席の国賓来日について「具体的な日程調整する段階にない」と発言
  • 国家ビジョンとして「日本を多様性のある多民族国家にする」ことを提唱
  • 靖国神社に参拝せず
  • 英語が堪能・英語を第二公用語にすることを主張
  • 「女性宮家の問題は先送りできない」と認識

茂木外務大臣、と聞いて、彼のファーストネームまですらすら答えられる日本人はどれくらいいるでしょうか(笑)。

下手すると顔もイマイチ出てきにくいとか(;´д`)

それくらい印象の薄いお方ですが、日英自由貿易協定締結に向けて奔走するなど最近は外務大臣として大いに活躍中。

安倍首相の提唱する「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進し、首相の信頼は厚いです。

しかも、外務大臣と党三役両方の経験者ということで実は総理大臣の椅子にかなり近い方なのですね。

政治的スタンスはリベラル寄りで、特に「日本を多民族国家に」という主張はかなり保守派の抵抗を浴びそうです。

ラクダは考える

いよいよ本格化する2020年自民党総裁選挙。

ここにあげた8人の方々で、ほぼ立候補者は出そろったと言えるのではないでしょうか。

調べるうちにそれぞれの政治家の皆さんの発言から政治的スタンスや支持層などが見えてきて、とても興味深く感じました。

 

次の首相の任期は来年の9月まで。

短い期間ではありますが、その間には必ず衆議院の解散総選挙があります。

新しく選ばれる総理大臣のもと、自民党はこの総選挙を闘うことになるのですね。

 

次の総理大臣は、まさにこれから先の日本の進路の舵取りを担っていく人。

今更ながら安倍首相の存在がいかに大きかったかを感じつつ、期待半分不安半分で総裁選を見守っていくことになりそうです。

 

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