鶴岡八幡宮の2021初詣のコロナ対策が気になる！例年との変更点まとめ｜入場規制はある？

鎌倉の鶴岡八幡宮は、年間250万人が参拝に訪れる、神奈川県内では屈指の初詣人気スポット。

鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの八幡宮で、「武運」を司ることから「仕事」や「競争」、「勝負事」などにご利益があるとされています。

11月4日、鶴岡八幡宮は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため2021年の初詣については例年と異なる対応を取ると発表しました。

どのような形を取るのか、例年との変更点などはどのようなものかをまとめてみましたので、ご参考になれば幸いです。

鶴岡八幡宮2021初詣のコロナ対策概要

鶴岡八幡宮では、2021年の初詣に関して以下のように取り決めています。

鶴岡八幡宮の2021年初詣に関する取り決めは、大筋では例年と同じです。

参拝者の入場規制などはなく、オンラインでの祈祷や参拝の予約システムなどはありません。

参拝待ちの整列については、例年よりも案内ロープの種類や数を増やし、参拝者が密にならないように配慮するとのこと。

年末年始の参拝時間は例年と同じです。

なお、御朱印の授与は、当面の間は書き置きで対応されることになっています。

さらに、初詣客が三ヶ日に集中しないよう、節分の時期までを正月期間としての「分散参拝」を呼びかけます。

鶴岡八幡宮2021初詣における例年との変更点

鶴岡八幡宮のコロナウィルス感染症対策として、例年と大きく異なる点は以下の4項目です。

定点カメラ「境内ライブ」

鶴岡八幡宮では、12月1日から参道に定点カメラを設置し、HP上で公開を始めました。

その名も「境内ライブ」。

リアルタイムで参道の混雑状況を発信することで、参拝時間をずらしてもらうなどの効果が期待できるというわけです。

鶴岡八幡宮公式ウェブサイトの一番下の部分にリンクがあり、いつでも見ることができます。

鶴岡八幡宮公式サイト

新年授与品の郵送申し込み受付

授与品とは、お守りやお札、破魔矢などのこと。

鶴岡八幡宮では、2020年6月から授与品の郵送申し込みと発送を受け付けています。

授与品は本来、神社にお参りをして直接お受けして頂くものですが、今般新型コロナウイルス流行の影響により、外出自粛の要請や、遠方にお住まいの方、また諸種の事情により鎌倉へのご参拝が叶わない皆様に対し、当宮では郵送でのお申し込みをお受け致しております。

鶴岡八幡宮特別授与品のご案内

入金が確認され次第発送され、約2週間ほどでお手元に届くとのことです。

祈祷の場所の変更

1月1日〜21日までは、御祈祷は本殿ではなく風通しの良い「舞殿」（見出し下写真の建物）で行われます。

舞殿は「下拝殿」とも呼ばれ、源義経に愛された白拍子の静御前が舞を舞った場所。

今でもよく結婚式などが執り行われる由緒ある拝殿です。

鶴岡八幡宮施設一覧

壁などはなく、外部からもよく見える場所なので晴れがましい御祈祷となりそう。

祈祷者名などが書かれた御札などは後日配送されることで、滞在時間を短くする工夫がとられます。

「郵送祈祷」のすすめ

鶴岡八幡宮2021年の御祈祷における新たな試みとして「郵送祈祷」が挙げられます。

正月の期間に限定して奉製されたお守りやお札を、御祈祷ののち自宅まで配送してくださるとのこと。

初穂料は郵便局で振り込みます。

詳細は同宮社務所までお問い合わせ下さい。↓

鶴岡八幡宮社務所　0467-22-0315

まとめ

鶴岡八幡宮では、初詣の参拝者になるべく負担がかからないように色々と工夫して下さっているようですね。

ラクダは神奈川県在住なので、鶴岡八幡宮には何度も行きました。

正直、舞殿で御祈祷を受けるのは寒いと思います（汗）。

ご予定のある方は、どうぞ暖かくしてお出かけ下さい。

また、消毒液を設置して下さるとのことですが、何しろ境内は広く、また参拝者の数も非常に多いので、気になる方は携帯タイプの「マイ消毒液」をお持ちになると良いと思います。

2021年（令和3年）お正月、鶴岡八幡宮での初詣を穏やかにお祈りできますよう、心よりお祈り申し上げます。

相模国の一宮・寒川神社への初詣の注意点に関する記事はこちらです↓